明日5月8日から新型コロナが5類に移行されます。
もう少し詳しく言いますと、
新型コロナウイルス感染症の法律上の分類が、「新型インフルエンザ等感染症」から「5類感染症」に変更されるということです。
このブログでは2020年1月、まだ日本に感染者が報告される以前からずっと新型コロナを取り上げてまいりました。
そんじょそこらのトレンドブログとは歴史も経験も違います。
そこで、大きな節目となる今回の移行の概要、およびマスク着用の是非について個人的な見解を述べてみます。
茨城県に於ける新型コロナの5類移行後の対応
まずは我が茨城県の5類移行後の対応を、同県のHPから見てまいります。
画像引用:茨城県「新型コロナウイルス感染症の5類への位置付け変更について」
詳細は皆さん各自でご覧いただくとして、ぶっちゃけて言うと
”これからは医療費は自分で払えよ(一部の薬は除く)、陽性者は自己判断で動いて良いよ、行動制限も無いよイベントもやり放題だよ”
こんな感じです。
ハナオは5類移行に否定的なので嫌味に申し上げましたが、もちろんメリットもあるにはあります。
医療費の自己負担は公費の節約がその目的ですが、単純に個々の家計を圧迫し、が故の受診控えに繋がり、かえって感染爆発や重症化に至る陽性者が増える恐れもあります。
陽性者が自己判断で動くことで社会活動の継続はできても、職場はもとよりイベント会場や行楽地に人が溢れることによる市中感染の拡大は避けられません。
上記はいずれも感染者視線で危惧される事柄で、一方の医療者側にとっても諸刃の剣、どちらに転ぶかは実際に5類に移行してみないとわからりません。
新型コロナ5類移行後のマスク着用の是非
とはいえ、新型コロナの5類移行は決定事項であって、今さらここであーだこーだ言っても致し方ありません。
ハナオが不思議でならないのは、「5類移行もマスクの着用は続けなけれならないのか?」が論われることです。
TVやネットなどのメディアのニュースも、このことについて取り上げているものが一番多いと思います。
もうね、マスクを外したくて外したくてどうしようも無い人がた~~くさんいるのですよ、世の中には。
5類移行を後押しし決まってから一番はしゃいでいるのはそういう人たちばかりだろうと、ハナオは勝手に決めつけています。
元々、新型コロナへのマスク着用に法的義務は一部の特殊な例を除き存在しませんでした。
要するに「マスクを着けるも着けないも本人の自由」ということです。
そして、5類移行云々に依らずマスクの着用は政府や業界団体からはずっと「推奨」一本です。
なのに、ありもしない“義務”を槍玉に、やれ「店舗側」だの「教育現場」だのへ解放を促し、足並みを揃えたがる輩は何者なのやら。
そういった煽り屋たちも、賢明な日本人が“5類移行後も引き続きマスクを着用する派”が大多数であることをやっと認知し、おとなしくなりつつあるのは喜ばしい傾向です。
前述のように政府もマスクの着用を基本とした生活を推奨しています。
新型コロナ5類移行後のマスク着用の判断基準
あとは「どういったケースやシチュエーションでマスクの着脱を判断すべきか?」の政府見解もしくは指針を求める意見が後を絶たないのが個人的にどうも解せません。
そのくらい自分で判断できないの?
できないのでしょうね、情けない……。
で、そういった声に押されて政府が出した判断基準は「あくまで判断基準は個人の主体性による」を前提にしたうえて、以下の箇条書きのとおりです。
1、症状がある者、新型コロナウイルス感染症の検査陽性の者、同居家族に陽性者がいる者は、極力外出を控える。また、外出する場合は必ずマスクを着用する。
2、屋内では、換気が不十分で人と人との距離が十分に確保できない場合はマスクを着用する。
3、屋外では、人混みや密閉空間に入る場合はマスクを着用する。
「1」は説明の要がありませんね、誰が読んでも理解できます。
でも「2」と「3」は玉虫色も甚だしく、マスクの着用を自分で判断できない人たちにとってはさほど助けにならない指針だと思います。
ならどうしたら良いのか?
単純明快、いつもマスクを着けていれば良いのです。
新型コロナが5類に移行してもマスクは着用し続けます
さて、答えは出ました。
あくまで個人の意思を尊重するわけですから、それでもマスクは着けたくない人は勝手にしてください。
エンガチョです。
かく申すとおりハナオはマスク着用強硬推進派ですが、それには確たる理由があります。
新型コロナ騒動が始まった2021年以来、まったくの風邪知らずで過ごしてきたからです。
かつて喉の弱いハナオは季節が変わるごとに必ず風邪をひいていました。
定番コースでまず喉に違和感を感じ、それが鼻に移って熱が出てクシャミを連発、1~2日は仕事を休んで寝込み、平熱に戻ると喉が腫れて咳が止まらず、完治するまで2~3週間かかるのはザラで酷いときには月を跨いで体調不良が続いていました。
決して大袈裟ではなく、迷惑をかけまくった家族親戚友人同僚に衆知の事実でした。
それがマスク・手洗い・消毒の励行で一度も風邪にかからず、家族親戚友人同僚から漏れなく驚かれています。
「そういえば最近風邪ひいてないよね?」
3年半の間、風邪をひかずこれたのは間違いなくマスクのおかげですし、コロナにもインフルにも罹らず生き抜いてこれたのもきっとマスクのご加護なのでしょう。
ハナオはマスク無しではもう生活できない体となりました。
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最後までお読みいただきありがとうございました。