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ランド・シー7月1日再開!15000人の混雑度シミュレーション

昨日、休園中だった東京ディズニーランドと東京ディズニーシーが7月1日から再開することが、公式HPで発表されました。

 

www.tokyodisneyresort.jp

 

やったぁ!お待ちしておりました!

 

……とはいえ、相手は質が悪いことこのうえ無しのコロナウイルス、当分はいろいろと不便を強いられそうですが仕方ありません。

 

ゲストとしては“新しい生活様式”に則って楽しむだけです。

 

再開に関する諸情報は、東京ディズニーリゾート公式HPやファンサイト・トレンドブログ等で確認できますが、やはり気になるのはコロナ感染防止の対策はいかなるものになるのか?

 

こればかりは実際に再開し、現地レポを見ないとなんとも申せないものの、3つの密を作らないがための入園者数制限から混雑度くらいはシュミレートできそうです。

 

 

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ゲスト1万5千人って混んでいる?空いている?

まずは、産経新聞電子版の記事の一部を下に引用しますのでお読みください。

 

当面は1日1万5千人程度に来場者を絞る見通し。新型コロナの前は多い日に1日10万人程度が訪れる人気施設だったが、当面は大幅に入場者数を減らして感染対策を徹底する。

https://denshi.sankei.co.jp/

 

年パス所持者、ワンデーゲスト、ホテル宿泊狙いとそれぞれの思惑で評価が分かれる1万5千人の入園制限ですが、この数字だけでは実際にパーク内がどのくらい混む( 空く )ことになるのか、案配がよくわかりませんね。

 

それをイメージできるよう、各種数値データに一部どんぶり勘定を混ぜ、計算して数字で表してみましょう。

 

1)ランドとシーに入園制限がかかるときの人数は?

東京ディズニーランド メインエントランス

 

まず、混雑しているシチュエーションでわかりやすいのは、入場制限がかかるとき。

 

両パークのフルキャパシティは以下のとおりです。

東京ディズニーランド 7万人
東京ディズニーシー  5万人

 

あくまで目安で日々の状況によって変わりますし、ここ数年は安全やゲスト満足度を優先してか、イモ洗い状態になる前に制限がかかるみたいです。

 

ハナオは何度か経験していますが、上記人数が園内にいるとどのアトラクションもショップもレストランも長蛇の列と満員で、夢も魔法も冒険もイマジネーションも駆逐されるほどのぎゅうぎゅうの混み具合です。

 

誇張抜きでエリアを問わず無理やり直進すると、5mもいかないうちに他のゲストにぶつかります。

 

入場制限がかかったランドの夏の日、マップ拡げていきなり立ち止まったゲストに複数人重ね餅で衝突したこともありました。

 

2)ランドとシーのパーク面積は?

ディズニーシー・アクアスフィア

 

次に、入場制限がかかるレベルの際の1人あたりの占有領域、つまりパーソナルエリアを算出してみましょう。

 

最新の公式発表によれば、両パークの敷地面積は
東京ディズニーランド 50.1ha
東京ディズニーシー  49.3ha
( ha=ヘクタール=10000㎡ )
となっています。

 

シーはこのうち9.1haが水面なので差っ引くとして、ランドにもアメリカ河があります。

 

アメリカ河の水域は未発表ゆえ公式マップからおおよその広さをつかもうと思ったのですが、縮尺がいい加減で使えません。

 

トムソーヤ島はまだしも、河に浮かんでいる蒸気船マークトウェイン号がデカすぎます。

 

そういえば開園当時の東京ディズニーランドのマップでは、ジャングルクルーズの3本の川とアメリカ河だけでパークの3分の1くらいあったものなぁ……。

 

東京ディズニーランドの測量地図はさすがに見つからなかったので、航空写真をトレースしてCADデータへの変換で割り出してみました。

 

アメリカ河の水面積は、東京ディズニーランド全体の6%、つまり3ha。

 

よって
東京ディズニーランド 47.1ha
東京ディズニーシー  40.2ha
が陸地面積になります。

 

3)ランドとシーの緑地面積は?

スイスファミリー・ツリーハウス

 

上で算出された陸地面積から、人が立ち入れない場所を省きます。

 

まずは、緑地、つまり木や花壇などの植物地帯ですが、これも公式に発表されています。

 

東京ディズニーランド 14.6ha
東京ディズニーシー   9.2ha

 

そのすべてがゲスト無用というわけではありませんが、さすがに詳細はつかみきれないので立ち入り禁止にしてしまいます。

 

スイスファミリー・ツリーハウスだって一度に100人は登れないでしょ?

 

4)ランドとシーのゲスト可動面積は?

キングトリトンキャッスル

 

ここまでで残った陸地面積は
東京ディズニーランド 32.5ha
東京ディズニーシー  31.0ha
です。

 

それから、ゲストがどうやっても立ち入れない場所も省かなければなりません。

 

キャスト専用バックヤードとか、アトラクションのルート外とか、レストランの調理場とか、ショップの商品棚の上とか、建物の壁や柱の中とか……。

 

自分の家に置き換えていただければおわかりでしょうが、人間が自由に動き回れるスペースってかなり狭いですよね。

 

パークでもそれは同じで、ゲストに残された可動エリアは結構狭いと思われます。

 

とはいえ数字的な根拠が全く無いので、今回は良心的?に3分の1として計算し、
東京ディズニーランド 10.8ha
東京ディズニーシー  10.3ha
をゲストの可動面積といたします。

 

5)ランドとシーで同時刻に働くキャストの人数は?

カストーディアルキャスト

 

もうひとつ計算に入れておかなければならないのはキャストの数。

 

両パークで1日に働いているキャストはおよそ1万人と思われます。

 

東日本大震災当日に被災したキャストの数がそれくらいでしたから参考にいたします。

 

彼らのうち、ゲストが闊歩しているオンステージにいるキャストの割合は、全体の半分くらいかなぁ……もうちょっと少ないかも、難しいなぁ。

 

今回は半分の5千人で計算しておきます、適当でごめんなさい。

 

6)入場制限がかかったパークのパーソナルエリアは?

東京ディズニーシーのリビングスタチューズ

 

やっとデータが揃いました、では計算しましょう。

 

合計21.1haが残った両パークに12万人のゲストと5千人のキャストを投入すると、1人あたりの割り当ては1.68㎡

 

畳1枚の長辺と同じ長さの四角形に人間ひとりの広さ。

 

若干窮屈に感じますが、実際にはアトラクションの内部やQライン( 入場待ち列 )、ショップのレジ前などはもっと密ですし、船やカヌーやゴンドラに乗って水に浮かんでたり、階層構造の建物内で上下に重なり合っている人たちもいますので、だいたいこんなところで合っているかと思われます。

 

7)1万5千人に制限したランドとシーのパーソナルエリアは?

これど~こだ?(わかった方はコメントまで)

 

そして今回のコロナ感染対策制限の1万5千人のゲストと、キャストは少し減らして3千人で、計1万8千人を両パークに投入しますと……。

 

出ました!

ひとりあたりのパーソナルエリアは11.7㎡となりました。

 

 

入園者1万5千人ならパークはガラガラ

東京ディズニーシー・マリタイムバンド

 

11.7㎡とは、タマを加えたサザエさん一家7人と1匹が縦一列でスキップしながら歩けるサイズが1辺の四角形ということです。

 

なるほど、確かにこれなら3つの密は防げそうです。

 

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知ったところで何の役にも立たたない情報ですが、チケットが当選した折には、インパークの際の小ネタにでも使ってやってください。

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。