生のセロリが食べられません、ハナオです。
今回の目で見て耳で聴く音楽理論は、Section1「 楽譜と音符を学ぼう 」の第15回「 音程を知らずして和音は語れない 」( 後編 )です。
「 音程の種類 」
前回の記事、「 音程を知らずして和音は語れない 」( 前編 ) - 音のブログの続きになります。
「 補足 」
「 重増音程 」( ダブル・オーギュメント・インターバル )
「 増音程 」の幅を更に「 半音 」上げて変化させた「 音程 」です。
「 変化記号 」は「 ダブルシャープ 」を用います。
「 重減音程 」( ダブル・ディミニッシュ・インターバル )
「 減音程 」の幅を更に「 半音 」下げて変化させた「 音程 」です。
「 変化記号 」は「 ダブルフラット 」を用います。
「 異名同音程 」( エンハーモニック )
上記までの「 変化記号 」の説明でおわかりかと思いますが、五線記譜及び音程名( 音名 )は異なっても鍵盤上で同一となる音があります。
これらの音およびその関係を「異名同音程」(エンハーモニック)といいます。
「 転回音程 」
高い音と低い音の上下関係を入れ替えることを「 転回 」といい、「 転回 」することによって得られる「 音程 」を「 転回音程 」と呼びます。
なお、「 転回 」する前の音程は「 元音程 」といいます。
「 転回 」は高い方の音はオクターブ下へ、低い方の音はオクターブ上に移動します。
「 転回後の度数の相互関係 」
2音の度数は「 元音程 」と「 転回音程 」の合計が9度になる度数へ変化します。
「 転回後の音程名の相互関係 」
2音の音程名は「 元音程 」と「 転回音程 」は下図のとおりです。
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次回の目で見て耳で聴く音楽理論は、Section1「 楽譜と音符を学ぼう 」の第16回「 長調と短調の違いは何? 聴き比べてみよう! 」です。
最後までお読みいただきありがとうございました。