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バンド内恋愛は禁止にすべきか否か?

男女混成でバンド活動をするにおいて、問題になることが多いテーマです。

 

これに関してwebサイトで検索してみると……あ、実際に調べてデータを取ってみますか。

 

 

 

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「 バンド内恋愛はリスクが多い? 」 

バンド内恋愛は禁止派が圧倒的多数

googleを使って「 バンド内恋愛 」だけのシンプルキーワードでお伺い。

 

検索上位表示より質問箱系およびブログ記事から意見を50個取得。

 

その結果が下記のとおりです。

 

禁止、否定 42
消極的肯定  3
中間的意見  5

 

予想どおり禁止・否定派が多数で、全体の84%にのぼります。

 

否定論の中には、何を言いたいのかわかりにくいけれども、良く読んだらどうやら否定しているっぽいのも何件かあります。

 

逆に肯定派の方には状況設定がバンド活動と関係がない見解自分または近しい友人がバンド内恋愛を成就したことがあるという成功談もありました。

 

中にはバンド内恋愛の良否についてはじまった話が、いつの間にか臓器の話へとすり替わり、挙句の果てに栄養剤やクリニックの紹介に展開しているサイトもあり、読んでいて失笑しました。

 

そもそも「 バンド内恋愛 」のトップ関連キーワードが「 解散 」ですし、個々の得失は別としてバンド全体で恋愛から得るものは何もありませんから、大勢が偏るのも当然といえば当然です。

 

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バンド内恋愛するしないは個人の自由

恋愛は職場であろうとバンドであろうと法的に禁止されているわけではありませんし、何人も権力や立場の力を持って抑制すべき行為でもありません。

 

厳密に言うと法規制に抵触するケースもありますが、相手や周囲に迷惑を蒔き散らかしてよほどメチャクチャにでもしないかぎりは対象になりませんので、バンド活動に於いてはありえないと考えて結構です。

 

でもハナオは自分が率いたすべてのバンドにおいてメンバーに「 恋愛禁止 」を示唆してまいりました。

 

強制はできませんのであくまでお願いの立場ではありますが。

 

それでもバンド内恋愛は何度か生まれ、その度に波乱を巻き起こしてくれました。

 

小節やアニメのような美味しい展開は早々ないんですね。

 

過去経験したバンド内恋愛の経緯と結末

以下、ハナオが実際に経験した自分のバンド内恋愛の経緯(いきさつ)とその結末について列記します。

 

ケース1

キーボードプレイヤー(男)がヴォーカル(女)に恋心を抱き、職場のカーディーラーに幾度も顔を出すようになる。ヴォーカルに相談されたハナオはキーボードを注意し、職場通いはやめたもののバンド練習中にずっとヴォーカルにねちっこく視線を飛ばし続け、耐えられなくなったヴォーカルはバンド脱退。

 

ケース2

ツインヴォーカル(どちらも女)の片方からハナオが告白を受けるもバンド内恋愛は禁止だからと気持ちを断る。失恋のショックからヴォーカルはバンド脱退を決めるが、もう片方も同情したのかおつきあいで一緒にやめてしまった。

 

ケース3

ギタリスト(男)がヴォーカル(女)を好きになりハナオに相談。「本気なんだ」という彼の言葉にバンドの禁を破って恋愛を応援し見事成就させる。潔いギタリストはヴォーカルともどもバンドから身を引き、のちに二人は結婚した。

 

いかがですか?

 

ケース3は一見ハッピーエンドですが、これらいずれのケースもバンドは解散、もしくは一からの立て直しが必要となりました。

 

そしてケース2では、実はハナオは告白してくれた方じゃないヴォーカルのことが密かに好きだったというオマケつきです。

 

もちろん禁止を謳っている本人ですから、何のアクションも起こしませんでしたけど。

 

ずっと痛い目に遭ってきたわけです。

 

バンドをはじめた目的は何か? もう一度考えてみよう

個人的にはバンド内恋愛は絶対厳禁ではないと思っています。

 

ですが、先達は僻みや嫉みで禁止を推奨しているわけではありません。

 

もしこれを呼んでいるアナタが恋愛に溺れそうになったとき、自分たちのことばかりを考えるのではなく、バンドでの恋愛行為がおよぼす様々なリスクについてもう一度冷静に考えてみてください。

 

バンドをはじめた目的は何か?

 

バンド活動で目指している着地点はどこなのか?

 

バンド活動とバンド内恋愛の両立は相当難しいと知ってください。

 

というか、当初の目的を見失って気持ちやエネルギーが横道に反れるようでは、バンド活動の着地点にたどりつくのはまず無理だと、ハナオはそう考えます。

 

もしどうしても恋愛に走りたいのであれば、バンドも音楽仲間も失う覚悟で恋愛を選んでください。

 

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今回も最後までお読みいただきありがとうございました。