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「 心の旅 」チューリップ

「 心の旅 」チューリップ
作詞・作曲:財津和夫
1973年4月20日発売

 

今回のイントロが無い名曲たちは、チューリップの「 心の旅 」を取り上げます。

 

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「 心の旅 」について 

チューリップ最大のヒット曲

「心の旅」はチューリップの3枚目のシングルソングです。

 

チューリップのEPでは唯一オリコン一位に輝いた歌で、約半年で87万枚を売り上げています。

 

実は当時のチューリップは背水の陣でこの歌をリリースしており、もしダメだったら故郷の福岡に帰るつもりでいたそうです。

 

レコード会社の東芝EMIもバックアップに必死で、レコーディングディレクターのアイディアでメインボーカルをそれまでの財津和夫から姫野達也に交代、最年少メンバー姫野の甘い声が歌詞と曲調にもマッチし、起死回生の一発となりました。

 

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「 心の旅 」は姫野が歌って正解!?

歌詞の内容は作詞の財津和夫の実体験から書かれています。

 

上京前に当時好きだった女性に「 一晩だけ一緒にいて欲しい 」と懇願した(結果は断られた)話が元になっています。

 

また、舞台が汽車の中なのは、はしだのりひことシューベルツの「 花嫁 」をモチーフに採用。

 

そして、肝心のイントロが無いアレンジは、イントロ無しの歌がやたら多いザ・ビートルズの影響だとのこと。

 

前述のようにこの歌は、ヒットさせることを第一義として製作されました。

 

そんな事情を知らずともチューリップの他の曲と聞き比べると「 心の旅 」は違和感を覚えているファンは多いようです。

 

ハナオもチューリップの声は、どうしても財津和夫のイメージなのですよね~。

 

姫野は他にも数曲ボーカルととっていますが、結果的にヒットはしても「 心の旅 」を姫野に歌わせたことに、財津和夫も後々まで不満を持っていたそうです。

 

財津和夫自身ものちにセルフカバーしておりますが、う~ん、やはり姫野の声の方がしっくりくるかな、アハハ。

 

歌もコーラスも演奏も、オリジナルのガシャガシャした元気な雰囲気がマッチしているみたいですね。

 

ヴォーカルが姫野で正解ということでFA!?

 

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気になるワンフレーズ

「 心の旅 」の歌詞に、ハナオお気に入りのフレーズがありますので、抜き出してご紹介します。

 

あ、ちなみに、もしブログやウェブサイトで歌詞を引用する場合でも下記のように本文と明確に区別できれば著作権上の問題はありません。

 

枠で囲んだりフォントや文字色を変えれば基本的にはOKです。

 

もしも許されるなら眠りについた君を
ポケットにつめこんでそのまま連れ去りたい

 

これ、ここ!

 

ハナオが若かりし頃に経験した大恋愛で、こんなことマジで思いましたよ~。

 

もうね、1秒たりとも離れたくないくらいスキ!

 

ピュアでしたね、あの頃は。

 

今の若い人はこういう恋愛しないのかな、あんまり。

 

いや、マジで変態じゃん誘拐じゃんストーカーじゃん、っていうか重い! ……そんなとこ?

 

今のオジさんにもこういう気持ちは枯れてしまいましたが……残念!!

 

ギターはコードFが初心者泣かせ

音楽仲間で集まったとき、誰かがアコギでこの歌弾き始めるとみんなでガナれて盛り上がります。

 

いきなりバレーコードからはじまるので、初心者にはちょっと避けられがち。

 

でも勢い任せのダウンストロークで押し切れてしまうので、音なんかブツブツ切れで構わずガンガン弾いて歌ってしまいましょう。

 

失恋の歌なのにね(笑)いずれにしても名曲だ。

 

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今回も最後までお読みいただきありがとうございました。