11月24日(日)、愛媛県松山市で開催されたエリエールレディースデシ渋野日向子プロが最終日6バーディー猛チャージで逆転優勝を旗されました。
ゴルフは門外漢のハナオも、渋野さんの笑顔が観たくてTVにしがみついていたのですが、優勝が決まった瞬間の予想外の泣き顔に胸打たれ、益々彼女のことが好きになってしまいました。
ところで、昨日は久しぶりに心地よく観戦できたTVスポーツ中継でした。
その理由は、岡本綾子さんの解説にあります。
岡本綾子さんの解説が素晴らしかった
ここのところ、実況・解説とも聞くに堪えないスポーツ中継が続いていました。
バレーボールワールドカップとか、ラグビーワールドカップとか、野球のプレミア12とか。
あくまで個人的感想で、あの手の実況・解説がお好きな方もいらっしゃることでしょうが、それにしてもやかましかった。
毎々のようにボリュームを下げたり、ときには無音にしたり、ついにはネットニュースで結果だけわかれば良いと観るのとやめてしまったこともあります。
それに比べて昨日の日本テレビのゴルフ中継は、休日午後の寛ぎの時間に見るに相応しい落ち着きがありました。
欲を申すなら、もう少し実況アナに黙っていてもらいたかったのですが、にしても岡本綾子さんの解説は良かった!
落ち着いたトーンでツボを押さえた喋り。
自身の実績に裏打ちされた説得力、見落としがちな盲点を拾い上げ、贔屓に偏ることなく公平で公正な目線。
それから最近の諸々のスポーツ解説者全般に見られる“抑制できない喋り過ぎ”がほとんど聞かれなかったことも感心しました。
先日のプレミア12みたいに1球ごとにアナウンサーからコメントを求められる解説者陣も災難でしたが、わかりきったつまらない話をプレイの最中にも延々と効かされる視聴者はもっと災難なわけです。
岡本綾子さんが解説されるのなら、日曜午後のティータイムはゴルフ中継点けっぱなしでも良いかなとさえ思ってしまいました。
岡本綾子さんの渋野日向子さん評も凄い!
今回の優勝に際して、岡本綾子さんがデイリースポーツに寄稿した渋野日向子さん評も読んで唸らされました。
その中の一部を引用させていただきます。
この半年で精神力、技術力ともにすごくジャンプアップしました。
「注目」がいい意味で彼女を成長させています。
渋野さんはチヤホヤされても、それにちゃんと対応できている。
これはアスリート家族の中で育てられてきたからこそ。
両親の教育に感謝ですね。
全英オープンで優勝し、一躍時の人となり、以降一挙手一投足に注目を集めてきた渋野日向子さん。
マスコミ・ファンなど周囲のあまりの騒ぎっぷりにシンボルのしぶこスマイルもいつか引き攣った笑顔に変わる日が来るのでは無いかと心配になるくらいでした。
しかし、驚くことに彼女は逆境さえも糧にして更に逞しく、そして強いゴルフを構築しつつあります。
これを精神論・技術論に帰結して物申す評論家は山ほどいます。
しかし、岡本綾子さんはそれは“ご両親の教育”の賜物だと称していらして、これが凄い!
岡本さんのTVでの解説が上っ面の体裁だけでは無い、人間味に裏打ちされたものだとわかって納得の次第です。
LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップの解説は?
今回の優勝で、本年度のゴルフ賞金女王も見えてきた渋野日向子さん。
来週日曜の12月1日に開催される国内女子ツアー最終戦のLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップが大注目の大会となりました。
TV実況は同じ日本テレビで、午後3時~放送の予定ですが、まだ解説者が誰になるかは告知されていません。
岡本綾子さんだったら良いなぁ~、解説して欲しいなぁ~。
そして是非とも渋野日向子さんに賞金女王に輝いて欲しいと願っています。
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一度はギャラリーってやつをやってみたくて、渋野日向子さんにくっついてゾロゾロコースを歩いてみたいのですけど、さすがに宮崎までは行けませんので、TVの前で応援しています!