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アベンジャーズ/エンドゲーム・キャラ別採点表

平成最後の4月30日、話題沸騰中の「アベンジャーズ/エンドゲーム」を観てまいりました。

 

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「マーベル公式サイト」より https://marvel.disney.co.jp/

 

いや~、面白かったですね、ハナオ個人的には大満足の作品でした。

 

採点するなら10点満点中9点、マイナスポイントはバトルシーンの割合が少なかったことと、過去のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品を全作しっかり観ないと脳内クエスチョンマークが点きっぱなしになってしまうから。

 

それと、“ああ、これで本当にアベンジャーズは終わりなんだな”という寂しさ……。

 

長~いエンドロールのあとのオマケシーンもありません。

 

人気作ゆえレビューしている人はたくさんいそうですから、ハナオは登場キャラごとに今作での活躍を独断で採点してみました。

 

ただし、登場人物はめちゃめちゃ多いので出番の多い主要キャラのみの採点です。

 

そして思い切りネタバレしておりますので、鑑賞がこれからの方は覚悟してお読みください。

 

 

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キャラ別採点表(10点満点)

アイアンマン(トニー・スターク)

オープニングで無策に宇宙を放浪したときはどうなることかと思いましたが、他力本願で地球に帰還。

 

結婚したペッパーとの間に女の子を授って家庭に籠り、アベンジャーズメンバーに対して協調性の無さなど、高慢且つ天邪鬼ぶりも相変わらず。

 

そんなトニーらしさも最後の最後で命を懸けてサノスにとどめを刺したときには、胸が熱くなってたまりませんでした。

 

誰かが、「 アイアンマンシリーズを全作見直したくなった 」と言ってましたが、まったく同感です。

 

今作のキーとなるタイムマシンの完成も彼なくしては不可能だったでしょうし、最終決戦ではペッパーについにアイアンマンスーツを着させることもできました。

 

もう二度とトニー・スタークには会えません。

 

胸にぽっかりと空いた風穴と喪失感。

 

今までの活躍に敬意を表し、10点満点です。

 

アイアンマン=【10点】

 

 

キャプテン・アメリカ(スティーブ・ロジャース)

アベンジャーズのリーダーとして、アメリカンヒーローの顔として、最初から最後までメンバーは元より民間人をも支え、まさに勇気と正義の人を貫きとおしました。

 

登場作品「 キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー 」から作品を重ねるごとに目に見えてパワーアップしていったのは驚き。

 

最初の「 アベンジャーズ 」のときなんか、ロキに子ども扱いされていましたのにね。

 

なぜかは知りませんがサイヤ人並みに戦闘力がグングン上がっていき、今回はついにマイティ・ソーのムジョルニアとストームブレイカーまで使いこなせるようになったのには仰天しました。

 

ラストの年老いて湖畔のベンチに腰かけていた姿は、トニーとは別の意味で寂しくも悲しく、でも「 ごくろうさま 」と労いたくなりました。

 

あ、そうそう、キャプテン・アメリカ VS キャプテン・アメリカの戦いも見どころでしたね~。

 

「 これがアメリカの尻か 」(笑)

 

キャプテン・アメリカ=【10点】

 

 

マイティ・ソー

今作品で株を下げた一人。

 

開始後30分でヨボヨボサノスの首をはねたところで、今までの雄々しいソーとはさようなら~~。

 

結局仲間や人類を救えなかった虚無感から酒浸りになり、信楽焼のたぬきみたいな太鼓腹のブヨブヨスタイルに落ちぶれたのにはガッカリ。

 

アベンジャーズの仲間とやっと動き出したと思ったら、任務を放り出してマザコンっぷりを発揮するなど、もうどうにもなりません。

 

ムジョルニアを取り返したのが唯一の収穫かな。

 

そのハンマーも最終決戦ではオノともどもキャプテン・アメリカに振り回されて、もうソーは貧乏稲荷で取り柄が無い(鳥居が無い、のダジャレ)。

 

これからはガーディアンズ・オブ・ギャラクシーと一緒に宇宙を舞台に活躍するみたいですが、まずはクイルと一緒にダイエットに励みなさい。

 

マイティ・ソー=【2点】

 

 

ハルク(ブルース・バナー)

バナー博士としてはタイムマシンの製造に尽力してくれましたけど、超人ハルクって今作品でなにしてましたっけ?

 

あ、そうそう、ファンにせがまれて一緒に写真にうつってましたね、アハハハ……。

 

めでたく?バナーとハルクはひとつになり、常時緑の大男で生活している様は借りてきた猫のよう。

 

自慢のパワーもろくすっぽ発揮できず、いつの間にやらのコミックリリーフがすっかり定着いたしました。

 

ハルク=【3点】

 

 

ブラック・ウィドウ(ナターシャ・ロマノフ)

スカウターの数値を振り切らんばかりのスーパーヒーローがこれだけ集まってしまうと、ただの人間にできることは限られてきます。

 

今作品ではナターシャのキレッキレの格闘術はスイッチオフ。

 

ソウルストーンを得るための生贄争奪戦でホークアイを出し抜いて崖から遥か下にダーイブ!

 

彼女は自らの命を絶ってしまいます。

 

宇宙の平和のためには役に立ったけど、同朋はまだしも、トニーの散り際のインパクトがありすぎて観客に悲しみはあまり伝わってこなかったのではないかなぁ。

 

思い返すと、彼女は本当に幸薄い人生を歩んできたんだなとホロリときますが、採点に手心は加えません。

 

ブラック・ウィドウ=【4点】

 

 

ホークアイ(クリント・バートン)

サノスのせいで家族全員を消されたバートンは、殺し屋に逆戻り。

 

東京ではヤクザの真田広之相手にチャンバラを繰り広げたりしちゃいます。

 

悪の冥界から再びシャバへと戻してくれたナターシャと一緒に惑星ヴォーミアに赴いたバートンは、ソウルストーンを手に入れる引き換えに目の前で彼女の死を見せられます。

 

それ以外は映画開始初っ端の家族団らん風景や、自ら進んでタイムトラベルの実験台になるなど、戦闘以外での出番で物語を引っ張ったバートン。

 

もっとアローをビシビシ放って暴れて欲しかったかな、と思います。

 

ホークアイ=【4点】

 

 

アントマン(スコット・ラング)

映画「 アントマン&ワプス 」の最後で量子の世界に閉じ込められたままのアントマン。

 

どうやってドラマチックに抜け出すのだろうと楽しみにしていたのですけど、こともあろうか野ネズミのいたずらという、何のひねりも無いあんまりな偶然によって救われます。

 

しかし、彼がアベンジャーズに合流したおかげでタイムトラベルという光明を見出し、結果勝利へと結びつくのですから重要なキーマンにはなりました。

 

サノスが地球にやってきてからも巨大化してまあまあの活躍。

 

スコットの人間味もそれなりの出ていました。

 

アントマン=【6点】

 

 

ウォーマシン(ジェームズ・ローズ“ローディ”)

サノスの審判から生き残り、その意味が問われた今作でしたが、安定の脇役ポジションをしっかり守ってやっぱり陰の人。

 

いなくなったトニーの穴をアンタで埋められるのか?と、これからのアメリカがなにげに心配。

 

ウォーマシン=【2点】

 

 

キャプテン・マーベル(キャロル・ダンヴァース)

アベンジャーズメンバーが束になってかかっても適わないであろう、チート級のウルトラスキルとスーパーパワーで鮮烈デビューしたばかりのキャプテン・マーベル。

 

サノスやっつけるの彼女ひとりに任せておけば、それでいいじゃん……と思われましたが、そこはそれきちんと大人の事情を理解している良い子で、序盤と終盤に美味しいところだけ持っていきました。

 

宇宙で放浪して風前の灯だったトニーを地球まで送り届け、最終決戦での無茶撃ち砲弾で地球軍を追い詰めた宇宙船を体当たりでハチの巣にするなど、出番が少ないのに貢献度が極大とコストパフォーマンスは抜群。

 

そして何より可愛い!!

 

次回作(未定)では多少強引でも弱体化させないと物語が作れないのでないだろうかと、いらぬ心配までしてしまいます。

 

キャプテン・マーベル=【8点】

 

 

ロケット

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの唯一の生き残り。

 

メンバーの仇討を誓ってソーと一緒にアスガルドに乗り込み、メタボマザコン君のお守りをしながらミッションを果たしてお仕事終わり。

 

まぁ銃を撃ちまくるだけしかできないので仕方がありませんが、もう少し見せ場があってもよかったかな~。

 

ロケット=【2点】

 

 

ネビュラ

同じ出演作のロケットとは対照的に、こちらは予想外のメインキャラ扱いで登場シーンも多め。

 

地球最終決戦のきっかけを作ってしまったりしますが、結果オーライ。

 

過去の自分をガモーラに撃ち殺されてしまいましたが、未来のネビュラがなんともないのはどうしてなのか?

 

ややこしい時間軸の法則を急いで脳内整理するも答えは出ず。

 

ただ、後半姿を見た記憶が無いのでひょっとしたら関連のシーンがカットされているのかも?

 

ディレクターズカット版とか出ればその辺もわかるかもしれません。

 

ネビュラ=【6点】

 

 

サノス

登場早々ソーにストームブレイカーであっさり首チョンパされるほどヨボヨボだったのは別人かのように、過去時空のサノスは前作「 アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー 」での無双っぷりを発揮。

 

サシで戦って押され気味だったのはキャプテン・マーベルくらいで、ひっぱたかれてもどつかれても戦闘力が落ちない、まぁタフなおっさんでした。

 

最後はガントレットがスターク製だったがゆえ手四つでインフィニティストーンをアイアンマンに奪われ、指パッチンで部下もろとも消滅。

 

ただその寸前に座り込んだ彼の顔は、どことなくホッとしたように見えました。

 

もしかしたらサノス自身もこの結果を望んでいたのかもしれません。

 

徹底したヴィランズでしたが、憎めない存在でした。

 

サノス=【8点】

 

 

見どころは満載、販売&レンタル開始が楽しみです。

冒頭にも書きましたが、個人的にはとてもとても面白い映画でした。

 

10連休ももう後半ですが、できれば未視聴のMUC作品を怒涛のごとくレンタルしてから劇場に足を運ばれることをお勧めします。

 

補足しますと、過去の作品から登場する豪華すぎる出演者陣も唸りましたし、やはり最終決戦のカオス状態はのちのちまでの語り草になることでしょう。

 

「 アベンジャーズ/エンドゲーム 」は購入決定で自宅で何度も見直して堪能したいと思っております。

 

今回書き足りなかったところは、その折にでもまたブログに書いてみますね。

 

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最後までお読みいただきありがとうございました。