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「あなたの番です」犯人考察・黒幕は床島と尾野ふたりは親子の大胆推理

秋元先生は我々推理班の考察をニヤニヤ笑いながらご覧になっているのか?それとも冷や汗を垂らしながらねめつけていらっしゃるのか?

 

ドラマの展開と同じくらい気になっている「 あなたの番です 」

 

www.ntv.co.jp

 

前回アップしました遊びで作ったレーダーチャートこと黒幕あぶり出しグラフが、かなりご好評いただけたようで嬉しい限りです。

 

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https://www.otonoblog.com/entry/pickup/diary/anatanobandesu-radergraph

 

ただ、グラフに挙げた13人はいずれも生存者ばかりでした。

 

実はハナオ、今の段階で黒幕は2人いて、うち1人は既に死んでいるあの人な可能性もありと考えております。

 

なぜそんな突飛なことを思いついたのか?

 

理由は以下のとおりです。

 

 

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きっかけは第一話住民会

そもそもの始まりは、手塚菜奈(原田知世)・翔太(田中圭)がキウンクエ蔵前に越してきた当日に開かれた住民会でした。

 

議題をこなした後の歓待タイムでおこなわれた、お互いの死んでほしい人の名前を書いた紙の交換ゲーム。

 

まずは、このしょーもないゲームの開催は、管理人床島(竹中直人)から菜奈への横柄に語りかけたひとことがきっかけになりました。

 

「 あんた、私のこと殺したい? 」

 

床島はこの一言から話を広げ、住民全員に「 誰かのこと殺したいとか、死んでほしいとか思う瞬間あるだろ。あるよな? 」と問います。

 

その後、菜奈や久住譲(袴田吉彦)が話に乗ってきたせいもあってゲームが執り行われますが、ここまでが誰かの思惑どおりに操作されている印象は伺えません。

 

あくまでも交換殺人ゲームは、偶発的に生まれたことになります。

 

そうなると一番の疑問は、誰が黒幕であるにせよ、彼(彼女)がいかなる方法で誰が紙に誰の名前を書き誰を引きあてているのを知ったのか、になります。

 

名前を書いたのは部屋全体に散らされて置かれた5卓のテーブルの上。

 

紙を引いたの中央のテーブルを全員で囲むようなポジションでは立ったまま。

 

いくら隠しカメラを多数仕掛けたにせよ、これらを全部覗き見するのはほぼ不可能でしょう。

 

ですから、もし前述のとおりこの段階で交換殺人が意図されたものではないとすると、同シーンで誰が誰を書き誰を引いたかなんて小細工してまで知る必要はありません。

 

盗撮まがいにカメラを仕掛けたり、Mr.マリックばりに用紙を入れ替えたりしてゲームの詳細を知った線は消しても良いかと思われます。

 

一旦考察は置いておき、あとで引き継ぎます。

 

 

黒幕その1は管理人床島

以前の記事でも少し触れましたが、事件の黒幕は2人いると思っています。

 

その1人目。

 

まず、第1話で逆さづりから落下して死んだ床島は、誰かに殺されたのではなく自殺であるとします。

 

理由は警察が調べていたとおり、不治の病に侵されているがゆえ。

 

ただし、そのきっかけとなったのは上記の交換殺人ゲーム。

 

紙に誰かが自分の名前「 管理人さん 」を書いたことを知ったから。

 

渡りに船の交換殺人を利用して、ある目的を果たそうと思いつきます。

 

床島自身がいかにも最初の犠牲者を装って死亡し、2人目の黒幕が幇助してその後の殺人ゲームの成り行きを操作します。

 

あとはゲームに参加した住民たちを煽って延焼させればご存じのとおり連続殺人事件の出来上がり。

 

それと床島が黒幕であった場合、入居後にズカズカと踏み入った菜奈の部屋で段ボール箱の中にたくさんの推理本を見つけ、ミステリー好きを利用して彼女が意図しないうちに交換殺人ゲームの遂行を手伝わせた可能性もあります。

 

菜奈が殺されたのは、その真実にたどり着いてしまったから……こんな推理は成り立ちませんか?

 

 

黒幕その2は尾野幹葉

そして2人目の黒幕は尾野幹葉(奈緒)。

 

第1章の序盤で翔太が管理人室でシュシュを見たときから、彼は持ち主と思われる尾野幹葉(奈緒)と床島の関係を指摘していました。

 

また、反撃編第2話のマンション住民忘年会の映像で、ふたりが仲良く肩を組みながら「 ジュリアに傷心 」を歌うシーンが流されていました。

 

交換殺人の存在が明らかになってきてからも、彼女が本気で怖がっている様子は見受けられません。

 

怪しい言動の数々、いかにもな描写を見せつけることで、逆に彼女を黒幕候補からはずしたくなるよう視聴者のミスリードを誘い、やっぱりこの子でした!のパターンもあるかなと思い始めています。

 

秋元先生ならそのくらいの変化球はお茶の子さいさいで放り込んできますから。

 

そうなると、床島と尾野ちゃんの関係ですが、かなり大胆な推察で親子では無いかと……。

 

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「 管理人さん 」と書かれた紙を引いたのは尾野ちゃんで、そのことを父・床島に教えたとします。

 

父親・床島の余命がいくばくも無いことは既知で、彼の提案から交換殺人ゲームの実行でふたり共通の目的を果たそうとしている、というのはいかがでしょう。

 

共通の目的は復讐

 

床島の妻、尾野ちゃんの母親、その敵討ち。

 

マンションの住民たちが隠された裏の顔で彼女を死に追いやった、とか。

 

う~ん、絵空事の域を出ない、もっとソースが欲しい、どこかに物証が転がっていないですかね。

 

 

最終ターゲットは黒島沙和

床島・尾野親子もまさか住民全員を皆殺しにするつもりは無いでしょう。

 

狙っているのはせいぜい数人かな。

 

そのターゲットたちは基本交換殺人ゲームの紙に書かれていないと意味がありませんから、面子を調べ上げたのは尾野ちゃん。

 

父からこっそり作っていたマスターキー(スペアキーでは全室に入れない)を受け取り、ゲーム参加者たちの部屋に侵入して調査を実行。

 

紙に名前が書かれていなくても、全員の紙を調べられなくても、ある程度のデータが思惑と一致すれば残りは細工すれば良いわけで、あとは尾野ちゃんの暗躍で住民たちは勝手に疑心暗鬼に陥ってくれます。

 

マンションごと火事で丸焦げにしたり、爆弾で跡形も無く吹き飛ばしたりする方が手っ取り早いのですけど、そうすると2クールも開けてもらった日本テレビに申し訳がたちません。

 

じわじわとなぶるように住民を苦しめ、そして最も恨みが深い人物にとどめを刺してゲームは完遂。

 

その最終目標こそ、黒島沙和(西野七瀬)であると考えます。

 

今のところの沙和は、虫も殺さないような顔していてその純真無垢さが却って犯人候補上位に祭り上げられる原因となっていますが、それではプロの脚本家が書くにはあまりにもひねりが無い

 

沙和はもっと別の角度で視聴者にサプライズを提供する重要な役目を担わされている、と察するくらいの猜疑心を持たないと、秋元先生に易々と高笑いを許すことになるでしょう。

 

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相当大胆な推理なのは承知しています。

 

もし、万が一、ひょっとして当たってしまったら、誰か褒めてください。

 

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