「あなたの番です」特別編感想とネタバレ・ゾウとキリンの謎が解明

日本テレビの日曜ドラマ「あなたの番です」特別編、今回は気分を変えてほっこりラブストーリーかと思いきや、またやられましたね～。

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最後の3分に甘ったるい感情が根こそぎ持っていかれました。

今回のポイントは2つ、菜奈は誰に殺されたのか？と「ゾウさん」と「キリンさん」の意味。

菜奈ちゃんの死因を言い当ててレベルアップし、ちょっとだけ名探偵になったハナオが独自に目線で謎を解き明かしました。

ネタバレしていますので、ご視聴がまだの方はご注意ください。

「あなたの番です」第１章終了時でのサバイバルシート
菜奈の死因は毒殺だった
翔太に届いた犯人からのメッセージ
動画に潜む謎・謎・謎
「あなたの番です」反撃編サバイバルシート

「あなたの番です」第１章終了時でのサバイバルシート

まずは毎度お馴染みのサバイバルシートです。

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この記事のラストに、次回からの「反撃編」用のサバイバルシートをアップします。

引っ越したり殺されたり捕まったりして住人がいなくなった空き部屋などに新しく3人が入ってきます。

彼らがどんな人物なのかもとても気になるところですね。

菜奈の死因は毒殺だった

「あなたの番です」特別編では、菜奈（原田知世）と翔太（田中圭）の馴れ初めが明かされます。

見事、菜奈のパソコンのキーワードを探り当て、彼女の日記を読みだす翔太。

ふたりの出会いからの回想シーンが流れます……が、恋愛系レビューはあまり得意ではないのでスルーさせていただきます。

平行して警察署で水城洋司（皆川猿時）と神谷将人（浅香航大）による事件の検証の様子が差し込まれ、そこで菜奈の死因が毒殺だったことが明かされます。

でもこの段階では、服毒だったのか注射や吸引によるものなのか、また他殺or自殺なのかは判然としませんでした。

翔太に届いた犯人からのメッセージ

菜奈宛に届いていた未読メールにより、菜奈が今年の自分の誕生日に、望みどおりの結婚式をプレゼントするつもりだったと知り、翔太は涙に暮れます。

そして見つけた、タイトルが「翔太くんへ」のテキストファイル。

菜奈から翔太へのメッセージと思い開いて読み始めますが文章の矛盾点を見つけ、菜奈を語る別人が書いたことに気づきます。

思惑通りと言わんばかりに画面いっぱいに広がる警告の文字。

子供が付けたかのような、人をあざけるがごときURLへのリンク。

翔太がたじろぎながらクリックすると、恐怖におびえ涙を流す菜奈が映っていました。

うおっ、これはエグい！なんという趣味の悪さ！

観ているコチラもムカッ腹たちますが、当の翔太くんはテーブルの上をひっくり返して大荒れ。

明らかな挑発、人の神経を逆なでする天才のなせる業、親の顔が見てみたい、う～～む、コイツマジで許さんぜよ！

動画に潜む謎・謎・謎

時間にして50秒、暗い背景に仄かに映る菜奈の顔。

おそらく手塚家の中で撮影されたのでしょうけど、ヒントになりそうなものは映りこんでいません。

犯人と菜奈の会話をテキストで起こしてみます。

犯「さあ、選んでください。ゾウさんですか？キリンさんですか？」

菜「 ……キ、キリン。」

犯「そうですか。最後なんですから、笑ってください。ご主人に言いたいことあるでしょ？」

犯「すいません、カメラ目線でお願いします。」

菜「翔太くん、わたし…… 」

もっとも気になるワードは「ゾウ」と「キリン」の意味ですよね。

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菜奈は「キリン」を選んでいますが、この「キリン」が指すものとして想像できるのは2つ。

1つは殺害方法。

たとえば「ゾウ」が絞殺で、「キリン」が毒殺。

どちらで死にたいか選ばせるという、考えるだけで怒りで髪の毛が逆立ってそのまま超サイヤ人になってしまいそうな、極悪非道の振る舞いです。

クリリンのことか～～～！

もう1つは死ぬ人間の選択。

言わずとも思いつく、「ゾウ」は翔太で、「キリン」は菜奈自身。

ネット上の推理班はこの説推しが多いようで、理由としてフランス語の男性名詞・女性名詞の用法を挙げています。

フランス語では文法上、名詞に男女の区別を用い、「ゾウ」は男性名詞、「キリン」は女性名詞としています。

日本語で言うと、男の子には“くん”を、女の子には“ちゃん”を付けて呼ぶみたいなものですね。

ゆえに犯人の言う「ゾウ」＝翔太、「キリン」＝菜奈だとする考察で、これはなかなか鋭い着眼点です。

次に声は加工されているものの、喋り方からの犯人の推定。

女性特有の抑揚のあるイントネーション、「ゾウさん」「キリンさん」の語彙選択で、犯人は女性であるという見方が大勢を占めています。

本命は、翔太を一方的に好きになり歪んだアプローチを繰り返すドアチェーン娘・尾野幹葉（奈緒）。

次点で、虫も殺せないような綺麗な顔を一皮剥けば悪女に決まっていると言われ続ける、SM大学生・黒島沙和（西野七瀬）。

穴馬は、取り調べ拘束中のはずなのになぜか反撃編もメインキャスト扱いのハンドミキサーママ・榎本早苗（木村多江）。

でもですよ、こういう言い回しする人、あと1人いるじゃないですか。

そう、翔太くんです！

ドラマ開始後まもなく、すべての事件の黒幕が翔太説は多くあり、頭のネジが飛んでいるとしか思えない奇を衒った言動の数々から、彼は裏の顔を持つ二重人格者だと読んでいるようでした。

これ、ハナオもありえると思っています。

演出的にも、彼の不自然なカット結構ありますし。

窮まの菜奈の顔に浮かんでいる凄まじい悲壮感が、翔太の正体を知っての絶望から生じたのなら合点がいきます。

また、最後の「翔太くん」の呼びかけはモニターの向こうで観るであろう愛する人へではなく、目の前にいる豹変した殺人鬼に対しての言葉と受け取ってみるのはいかがでしょう？

飛躍しすぎかもしれませんが、もはやこのドラマで少々おかしなことが起こっても驚きません……って、毎週毎週「ひぇ～っ」とか「うひゃ～っ」とビビッているのはどこの誰だっ！？前言撤回。

「あなたの番です」反撃編サバイバルシート

前述のごとく、次回からキウンクエ蔵前の住民に新顔が増えます。

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赤池吾朗（徳井優）と美里（峯村リエ）夫婦が殺され、幸子（大方斐紗子）が老人ホームに転居した502号室に正体不明の徘徊男こと南雅和(田中哲司)が、

殺人事件の容疑者として捕まった榎本早苗（木村多江）正志（阪田マサノブ）夫婦の代わりに息子・総一(荒木飛羽)と402号室に同居する叔母のサンダーソン正子（池津祥子）が、

北川澄香（真飛聖）そら（田中レイ）親子が逃げ出した304号室には推理バディこと二階堂忍(横浜流星)が、
それぞれ入居します。

「あなたの番です」反撃編は6月30日(日)からスタート、絶対に驚いてやるものか！（←無理だな……）

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