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「 あなたの番です 」#07 着信アリなエレベーター

日本テレビの日曜ドラマ「 あなたの番です 」第7話視聴しました~。

 

www.ntv.co.jp

 

交換殺人ゲームの余波を喰らって第2・第3の殺人が……!?

 

まずは感想を織り交ぜつつ、ストーリーをざっと辿ってまいります。

 

ネタバレありますので、ご視聴がまだの方はご注意ください。

 

 

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「 あなたの番です 」第6話までのサバイバルシート

 

まずは前回までのサバイバルシートです。

 

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赤いペディキュアの片足のみにされてしまった児島佳世(片岡礼子)。

 

頭・胴体など、他の部位がどうなったのかについては劇中述べられていませんでした。

 

のちのちビックリ箱アイテムとして再登場があるのかな?

 

見たくないな~、そんなもの。

 

 

警察、交換殺人ゲームをやっと知る!

佳世の足入りゴルフバッグを、夫・俊明(坪倉由幸)の会社に送りつけたのは若い男だったと、宅配便業者から情報が入り、警察はマンション住民の江藤祐樹(小池亮介)と柿沼遼(中尾暢樹)を該当者としてピックアップします。

 

おお~っと、さすがボンクラ警察、ひとり大事な人抜けているじゃん。

 

そう……302号室の手塚翔太(田中圭)が。

 

その頼りない警察の方は、マンション住民で同僚の榎本正志(阪田マサノブ)から個人的な依頼?を受けた神谷将人(浅香航大)刑事が内密で事件の捜査をはじめます。

 

ところが、ハナオ同様、どうにも任せきれない不安があるのか、住民たちは相変わらず警察にろくすっぽ打ち明けず誰もかれもが秘密だらけ。

 

事件を解決する気がないのか、独自の探偵ごっこが楽しいからやめたくないのか、それとも2クール引っ張るために制作側の真意を汲んでいるのか、間尺に合わない思考回路のキウンクエ蔵前の皆さんです。

 

でも、実際に今話中で警察が事件解決に役立っている節はかけらも伺えませんでしたけどね。

 

 

嘘つきは誰だ?

一方、警察より数歩先いくマンション住民会推理班の手塚菜奈(原田知世)・榎本早苗(木村多江)・黒島沙和(西野七瀬)は、ゲームに書かれた人と書いた紙の枚数が一致していないことに気づきます。

 

前回、このブログの記事でアップした交換殺人ゲーム相関リストの内容ですね。

 

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ただし、菜奈以外は、木下あかね(山田真歩)が「302号室の人」と書かれた紙を拾っていたことを知りません。

 

逆に沙和が指摘した“自分が書いた紙を自分が引いた可能性”については気づきませんでした。

 

なるほど~、そういうケースもあるのか、さすが賢い女子大生!

 

マジで嘘つきは誰なのでしょう?

 

……それと。

 

ずっと気になっているのですけど、第1~3話まで見られた沙和の包帯や体のアザの描写がパタリと無くなったのはなぜなのでしょう?

 

演出がネタを振り過ぎて回収できそうもないのでうやむやにしちゃったのか、それともハナオみたいにサービスカットに鼻の下を伸ばす視聴者がウザイからやらないのか。

 

もしかして、DVな彼氏は既にこの世の人ではないのでは、な~んて考えるのは飛躍しすぎでしょうか?

 

 

今回の主役は浮田さん

201号室の住民・浮田啓輔(田中要次)は、幼い頃から自分の子のように可愛がってきた同室の妹尾あいり(大友花恋)に請われて、彼女の父親の西尾(三上市朗)の経営するリサイクルショップへ向かいます。

 

共に悪事に手を染めていた西尾は関係を持つことを嫌がり娘に会うことを拒みますが、頭を下げて頼み込み渋々ながら了承を得ます。

 

なんかカッコイイな~浮田さん(さんづけ)。

 

堅気ではないのに男気はあるし、住民会にも欠かさず出席する律儀さもあるし、交換殺人ゲームでも推理班の女性3人組と連携をとりつつ怯える久住譲(袴田吉彦)を励まし、あいりの暴走による凶刃を自ら受け止めて彼女を逃がす。

 

すごい、「 あなたの番です 」中でNo.1のヒーローだな。

 

この頼もしさ、きっと犯人逮捕のキーパーソンに……と、そんなことを思っていたらなんと!

 

こ、殺されてしまいました……。

 

リサイクルショップのトイレ内で、針金による絞殺です。

 

現時点の交換殺人の紙には(といっても既に17枚もあるが)浮田の名前は書かれていませんから、ゲームのルールを守ろうとしないがゆえのペナルティなのでしょうか?

 

もしくは、自分が書いた「赤池美里」の紙を引いた知っていると言われた“誰か”による口封じなのか?

 

 

可愛いけど怖いよ、幹葉ちゃん

ジム帰りの翔太(田中圭)をしっかり待ち伏せし、いかにも偶然を装って声をかける尾野幹葉(奈緒)。

 

交換殺人ゲームで振り回されてそれどころではない翔太がそんざいな扱いをすると、態度が一変。

 

「わたしのこと、捨てるんですか?」
「飽きたらポイ捨てですか?」
「つきあっているつもり無かっただなんて、言わないでくださいね」
「こういう捨てられ方したときのわたし、怖いから」

 

怖いよ~、突然現れる犠牲者の遺体より、生きているこの子の方がずっと怖いよ~。

最後の顔なんて、そのまんま悪夢に出そうです。

 

しかし、逆に翔太には連続殺人事件の犯人かもしれないと疑われてしまったようです。

 

 

初めて描かれた殺人遂行シーン

謎の人物からの「あなたの番です」プレッシャーに苛まされた久住譲(袴田吉彦)はついに殺人を実行に移します。

 

ターゲット細川朝男(野間口徹)の会社に忍び込み、倉庫で仕事中の細川にナイフで襲いかかります。

 

一度は諭されて凶行を中止する久住ですが、ホールでエレベーターを待つ細川にホラー映画の殺人鬼ばりの疾走で迫ってきたかと思うと、突然謝りはじめる意味不明っぷり。

 

やっとエレベーターが到着し、開いた扉の中に足を踏み出す細川。

 

しかしそこにあるはずのカゴが無い!!

 

昇降路へ堕ちていく細川に足首を掴まれ、久住も揃って仲良く落下。

 

ありゃりゃ、今回は3人も死んでしまった。

 

……と、インデックスによると死ぬのは2人のはず。

 

するとどちらか一方は生きているのでしょう。

 

ストーリー的には細川の退場は尚早だし、久住の体の下に大量の血だまりができてていたのでお亡くなりになったのは彼の方かな。

 

「あなたの番です」は第7話にして、初めて殺人シーンが登場いたしました。

 

 

着信アリなエレベーターシーン

細川が乗り込もうとしたときのエレベーターの階数表示は「 3 」でしたから、ふたりは3階から落下したことになります。

 

この倉庫の最下階が1階だったとしても、底にはピットと呼ばれる穴が掘ってあり、実は地面よりも更に深くなっています。

 

ドラマを観つつストップウォッチで計ってみるとこのエレベーターは分速11mで動く仕様であることがわかりました。

 

そんな遅いエレベーターがあるか!!

 

まぁその辺は緊迫感を盛り上げるための誇張表現と理解します。

 

現行でもっとも浅いピットは1.2mだそうで、ビル1階分の高さを3mとしてそれに階数分の3を掛けた9mにプラスし、床からピットまでの距離は10.2m。

 

手を伸ばしてぶら下がっていた細川はマイナス1mで頭部落下高さが9m強、ホールの床に立っていた久住は逆に身長分プラスで頭部落下高さは11m弱といったところでしょうか。

 

いずれも落ちた勢いそのままでコンクリートに頭を打ち付ければ、致命傷としての説得力は十二分にあります。

 

ところで、お気づきになった方もいらっしゃるでしょうけど、このシーンって映画「 着信アリ 」のパロディですよね。

 

映画の原作の秋元康先生はこのドラマのプロデューサーですし。

 

どうせなら細川のスマホに“あのメロディ”の着信させて欲しかったなぁ(笑)

 

 

サバイバルシートはこうなりました。

第7話終了時のサバイバルシートです。

 

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細川は生きてるっぽいですけど、とりあえずバッテン付けておきました。

 

次回を観てから訂正いたします。

 

それと、マンションの新管理人・蓬田(前原滉)もシートに載せておきます。

 

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第8話の放送も楽しみです。

 

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