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「 あなたの番です 」#12 沙和の髪が気になる忍・また拉致られる翔太

反撃編が第2話に入り、「 STAND ALONE 」の赤丸オープニングが消えてしまってちょっと残念な「 あなたの番です 」

 

www.ntv.co.jp

 

怪しい住民はますます怪しく、そうでもなかった住民もやっぱり怪しく、本当にいずれ翔太に皆殺しにされちゃうのではないかとそんな懸念もチラホラ生まれつつあります。

 

では第2話のあらすじをレビュー混ぜつつ辿ってまいります。

 

ガッツリネタバレしていますので、未視聴の方はご注意ください。

 

 

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木下あかねの正体ビンゴ~!

管理人蓬田(前原滉)から強奪したスペアキーで401号室になだれ込んだ、翔太(田中圭)・黒島沙和(西野七瀬)・二階堂忍(横浜流星)のイケメン・美女トリオ。

 

そこに博物館よろしく取り揃えられた交換殺人ゲームの資料の山に唖然としていると、住民の木下あかね(山田真歩)がタイミング良く戻ってきます。

 

あかねは、さも犯人はこの部屋にいる!とばかり2時間サスペンスの明智小五郎チックなセリフで大見栄を貼りますが、それは単なるハッタリでした、ニンニン。

 

たちまち馬脚を露わし、実は彼女もまだ大した証拠をつかんでいないことを告げます。

 

そんなハッタリさん木下あかねの正体は、ゴミに関する書籍を執筆していたノンフィクション作家の「 アカネ木下 」

 

ネット探偵諸氏は、木下あかねがミステリー作家の青山エルその人に違いないと盛り上がっていましたけど、ハナオがその線は薄いと考えていたのは過去記事のとおりです。

 

ドラマ開始当初は見当はずれな推理ばかりしていたハナオですが、ここ最近は予測当たりまくりです。

 

すみません、今から調子に乗ります、どんなもんじゃい、へっへっへ~

 

ところで、キウンクエ蔵前のようなマンションの場合、ゴミ捨て場にある業者回収前のゴミは、マンションのオーナーまたは組合に所有権があります。

 

翔太たちは木下コレクションのゴミを「 あんたの物じゃないから 」と強引に持ち帰りましたけど、あかねも「 あんたのものでもないでしょ 」と言い返してあげればよかったのに。

 

 

警察、やっと仕事し始める

ボンクラ刑事がただ怒鳴っていなり、後手ばかり踏んで犠牲者がどんどん増えたり、内部に巣食う悪者キャラにやられたい放題だった警察も、ここへきてやっと役に立つ情報を視聴者に提供してくれるようになりました。

 

まず、手塚菜奈(原田知世)が翔太に発見されたときは、死後29~31時間が経っていたこと。

 

以前の記事で、法医昆虫学からハエは死後数十分で飛んでくることを説明しましたが、30時間も経つとウジ虫が湧き始めても良い頃合いです。

 

菜奈ちゃんの顔に傷ひとつでもあったら、危うく「 サンゲリア 」を見せられるところでした。

 

それから、菜奈が最後に携帯を発信した場所が、なんと藤井淳史(片桐仁)が勤務する病院であったこと。

 

これは驚きの事実です。

 

藤井は、思考も行動も痛すぎてなかなか読み難いキャラです。

 

全然シロと思えたり、クロっぽさプンプンだったり。

 

菜奈殺害に関しては彼は犯人ではない、というのがハナオの所見ですが、そうなるとにわかに怪しくなってくるのがあの人で……続きはのちほど。

 

そして、最後に榎本家にあったバスタオルから一家のものとは別のDNAが見つかったこと。

 

もちろん被害者の山際祐太郎(森岡豊)は除外されてますから、となると生首が洗濯機に放り込まれたときに触れた藤井のDNAでしょうか?

 

でも、そのDNAが藤井のものとも一致せず、また新たな謎が!は、「 あな番 」の好きそうなパターンではあります。

 

 

忘年会にヒントあり!?

場面変わって老人ホーム。

 

久々に登場の赤池幸子(大方斐紗子)。

 

孫でも無いのになぜか世話を焼く江藤祐樹(小池亮介)に車椅子を押してもらいながら、以前撮影したキウンクエ蔵前の住民忘年会での息子・吾朗(徳井優)の姿を嬉しそうに見つめています。

 

吾郎がマイクを握って歌っているのは「 ポケベルが鳴らなくて 」

 

懐かしいですね~、主演は緒形拳さんと裕木奈江さんで、同ドラマも秋元康先生の企画でしたね。

 

歌の作詞も当然秋元先生で、作曲は後藤次利さんだったかな。

 

この歌もリバイバルでヒットしそうな予感がします。

 


国武万里「ポケベルが鳴らなくて」MV

 

さて、モニターの中に目を戻すと、他で忘年会に出席しているメンバーは、石崎洋子(三倉佳奈)・久住譲(袴田吉彦)・シンイー(金澤美穂)・藤井・そして床島比呂志(竹中直人)と尾野幹葉(奈緒)。

 

そしてなんと、赤池家殺戮のテーマソング「 ジュリアに傷心 」を、床島と幹葉がデュエットで歌い始めたのです。

 

惨劇を思い出してパニックに陥る幸子。

 

彼女の回想シーンに浮かび上がる正体不明の黒いスラックス(たぶん男)。

 

ヒントだらけの忘年会!

 

今度の推理のために参考になりそうなカット満載でした。

 

 

匂いフェチな二階堂忍、しきりにクンクン

翔太と忍は、沙和の部屋から菜奈たちが推理用に使っていたホワイトボードを302号室へと移動します。

 

その様子を見たシンイーは、自分が交換殺人ゲームの犯人として疑われ、今も探られ続けていることに不安を覚えます。

 

このあたりのシーンからいきなりお笑い要素がそこかしこに散りばめられます。

 

翔太が忍を「 堂やん 」と読んだり、忍と沙和がアンモナイトを見ながらフィボナッチ数列で盛り上がっているのにまったくついていけずにいたり。

 

あ、一応コレが沙和がボードに書いていたフィボナッチ数列です。(画像転用サイトがわかりやすく解説されているので、興味のある方はそちらへどうぞ)

 

f:id:getanohanao:20190708130348p:plain

画像転用:https://www.studyplus.jp/445

 

イクバル(バルビー)が、前述のボードの推理がハズレであったことをボソリとツッコむ様も滑稽でした。

 

さて、部屋に戻った翔太は、まだ沙和を信用しきれないと告げます。

 

理由は彼女のゴミ袋の中にあった御仏前の熨斗の外袋の用途(大きなお世話だと思いますけど)、彼女が死んでほしい人に書いた「 白川教授 」は実在しないのではないか?の2点。

 

沙和の説明によると御仏前の袋は、第1話で手を繋いでいたDVな彼氏が喧嘩が原因で死亡し、彼の葬儀に持参したため。

 

そして早川教授の実在は、同じ国際理工大学に通う忍が証言し、翔太の疑いをあっさり晴らします。

 

あまりにもあっさり……うむむ、逆に沙和の怪しさが増してきました。

 

「 あな番 」のお陰で猜疑心が強くなっていますね~、困った困った。

 

でも忍はまだ沙和に違和感を覚えているようで、しきりに彼女の髪の香りを気にします。

 

ついには大学で出会った際に彼女の頭を両手でつかんで引き寄せると、くっつかんばかりに鼻を近づけてクンクン。

 

なにぃ、なんだこの暴挙は!

 

女子からすると「 きゃ~~、私も流星くんに頭をガッと掴まれて髪の匂いを嗅がれた~い! 」とシビれまくり決定。

 

男子の方は、「 うおっ、俺もなーちゃんの頭をガッと掴んで髪の匂いを嗅ぎまくりた~い! 」とのけぞりまくること確定。

 

最強の萌えショットをブチこんできました。

 

後述するお笑い要素も含め、あれっ「 あな番 」ってこういう路線のドラマでしたっけ?

 

殺伐としすぎていた第1章とは異なるカラーで打ち出そうとしている制作側の思惑があるか、または視聴率アップのためになりふり構わずのスタンスになってきたのか。

 

ま、個人的にはこっちの方が嗜好に合いますけど。

 

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ギャグモード全開、脚本家に何があった?

萌え萌えのあとドラマ内では、気が抜けるほどほっこりしたり笑えたりするシーンが連発されます。

 

田宮淳一郎(生瀬勝久)は、劇団仲間の東(阿久澤菜々)から愛の告白をされます。

 

正義と悪?の間で狼狽えまくる田宮の姿は滑稽そのもの。

 

若い美女の誘惑をなんとか振り切ってマンションに戻った田宮は、「 せめて正しかったということだけでも確かめたい 」と言いながら、押したエレベーターのボタンは2階でした。

 

2階に何があるのでしょう?

 

シンイー・柿沼遼(中尾暢樹)・妹尾あいり(大友花恋)が西村淳(和田聰宏)に連れてこられたのは、彼が経営する給食カフェ。

 

意に反してセーラー服を着せられ、西村に毒づくあいり。

 

ドぎつい化粧落としてスッピンになった中の人がメチャクチャ可愛いのはわかっているので、できればそっちでも着て欲しい……。

 

愛人から住処を追い出された児島俊明(坪倉由幸)がマンションに戻ってくると、不審者と勘違いした洋子から飛びつき逆十字を食らいます。

 

すっかりサブミッションの達人になった洋子、マジでなかなかの動きです。

 

そんな洋子に対して、健二(林泰文)はギターでベンチャーズよろしくクロマチックランの練習中といたってマイペース、テケテケテケテケ~。

 

のらりくらりとかわし続ける夫に不満たらたらの洋子は、健二のアーミングを見た瞬間に顔色を変え「 まさかあなただったの、全部あなたが仕組んだことだったの? 」と絶叫。

 

どこでどのスイッチを入れたらそういう思考に辿りつくのでしょう、なんでやねん!?

 

ほとんどギャグストーリーですね。

 

脚本家さん、どこかのネジがはずれたのかも……。

 

 

深まりまくる謎・謎・謎

翔太が鍋を作って忍のところに押しかけている間に302号室に入り込む幹葉。

 

見つけた翔太は凄んで追い出しますが、半泣きで怯えているように見えた幹葉は廊下に出るとコロッと表情を変えて「 怖い、怖い 」と平然とスキップ。

 

彼女の口の中には翔太の部屋から盗んだと思われる1つのボタン。

 

ボタンは誰の物なのでしょうか?

 

翔太?菜奈?それとも以前に忍び込んだことがあったとしたら、その際に落とした自分自身のボタン!?

 

謎が深まります。

 

藤井の部屋ではシンイー・イクバル・クオン(井原郁巳)が密談中。

 

その中で、203号室の外に「 あなたの番です 」包丁を置いたり、手紙で脅かしたのが藤井であることと、藤井のパソコンをハッキングし俳優の袴田吉彦を殺害したのがイクバルたちであったことが明かされます。

 

ま、この辺は想定通り、意外性の無いネタばらしでした。

 

佐野豪(安藤政信)は、謎の美女(松尾薫)に部屋から乱暴に蹴り出され、恫喝されています。

 

「 顔が良ければなんでも許されると思ってんのか? あんなこと絶対手伝わないからな! 」

 

あんなことってどんなこと?

 

個人的には美女の正体が気になります。

 

そして、ジムに復帰した翔太をパーソナル指名した新入会員はなんと桜木るり(筧美和子)!

 

久しぶりの登場、会いたかったよ~、るりちゃん……じゃない!

 

菜奈殺しの本命のひとりが、満を持しての再登場です。

 

彼女の目的は一体何?

 

学校帰りの沙和は、猫の死体を抱えた榎本総一(荒木飛羽)に遭遇。

 

涙を流して悲しむ彼の左ポケットから覗く針金のごとき鉄線。

 

まさか、猫を手にかけたのも彼自身!?

 

総一は翔太と沙和が榎本宅に拉致されたとき、そこに神谷将人(浅香航大)がいたことを隠し続けます。

 

Huluオリジナルストーリーの「 扉の向こう 」では、自分の部屋に山際の生首があることを、翔太がクーラーを開ける前から知っている様子を見せた総一。

 

どうやら大人しい仮面の下にとんでもない裏の顔があるようです。

 

誰もかれもが謎だらけ。

 

こうなったら全員犯人でいいや、まとめて翔太に殺されてジ・エンド……いや、本当にそんな結末が訪れるかも。

 

 

翔太、また拉致られる

忍からAIにインプットするデータとして菜奈の手紙や画像の提供を求められた翔太。

 

菜奈の思い出に浸りつつそこで流れる「 会いたいよ 」。

 

リリース初日いきなりのダウンロード数No.1らしいですね~。

 

商売が上手いなぁ。

 

 

データは揃ったものの、それでも到底AIの容疑者特定には至らず、我慢しきれない翔太は実力行使に出ます。

 

現状最も犯人像に等しい藤井の部屋に突入。

 

402号室では監禁され、302号室では菜奈が死んでいた、入るとロクなことが起こらない禁断の部屋に踏み込みます。

 

彼がそこで見たものは散乱する薬品の数々。

 

立ちすくむ翔太。

 

背後から襲いかかる2人の外国人。

 

彼らは203号室の隠しキャラにして、袴田殺害容疑者として全国指名手配されたてホヤホヤの、アメリカ人マイケル・デイビスとイラン人アリ・モハラミ。

 

犯罪者たちに拘束され、袋で顔を覆われた翔太は絶体絶命。

 

ってか、君、ついこの前も同じパターンで捕まらなかったっけか?

 

もう助けてくれる菜奈ちゃんはいません。

 

どうなってしまうのか!?

 

……ま、その答えは予告編でとっとと明かされましたけど、中の人も空手使いとして有名な二階堂忍(横浜流星)の後ろ回し蹴り一閃でめでたしめでたし。

 

種明かし早すぎですって。

 

もう少しドキドキさせてくださいな。

 

 

サバイバルシートと交換殺人ゲーム相関リスト

一応現状でのサバイバルシートと交換殺人ゲーム相関リストもアップしておきます。

 

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今週も誰も死にませんでしたね~、来週こそは是非!(なんだなんだ?)

 

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推理もギャグもビジネスも萌えもアクションシーンも加速する「 あなたの番です 」。

 

エンディングはHuluで、だけはご勘弁を。

 

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