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「あなたの番です」どーやん悪人のはずは無い、黒島犯人のわけがない

泣いても笑ってもいよいよ来週が最終回、再来週から日曜の夜はなにすれば良いやら誰か助けてくださいな「 あなたの番です 」

 

www.ntv.co.jp

 

第19話では、ラス前にも関わらずまた新たな謎が大量投入。

 

こんな調子で次の1時間で本当に片が付くのか、ぶっちゃけ相当不安です。

 

Huluも同じですが、さすがにミステリーなのでネタバレが致命傷となる「 あなたの番です劇場版 」の線は無いでしょうから、やはり次で真犯人は捕まるのでしょう。

 

だけれども回収しきれない多くの謎を残したまま本編は終了し、年末くらいに放送する「 特別版 」で“すべての謎が明らかになる”とでっかいアドバルーンを上げて視聴率をかっさらう計画……あ~、これならありそうだ。

 

大人ってズルイなぁ、秋元先生ってズル賢いなぁ。

 

でも、まだ考察が続けらさせていただけるので、本音は嬉しかったりして♪

 

世迷言はこのくらいにして第19話を振り返ります。

 

 

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「 あなたの番です 」第19話総括

総括と言っても目玉となる3項目については後述しますので、いくつか残念だったことを。

 

まずは田宮淳一郎(生瀬勝久)の自首の内容。

 

彼が殺したのは黒島沙和(西野七瀬)の恋人、波止陽樹(水石亜飛夢)でした。

 

交換殺人にも高知の事件にも関係無いじゃん!

 

監視カメラの映像を一緒に警察に提出しているところからも、この犯罪がブラフの可能性は低そうです。

 

田宮は、黒島ちゃんと並んで真犯人第一候補だっただけに、なんだか拍子抜けです。

 

次のガッカリは、どうやら全マスが埋まったっぽい交換殺人ゲームの書いた書かれた人。

 

石崎洋子(三倉佳奈)が書いたのは本当に自分の名前で、引いた紙の「 吉村 」も真実ですか?

 

ハナオは前記事の推理どおり、まだこの人がなにかとんでもないことをやらかしている可能性があると思っていますが、もし上記のとおりだとするとこのドラマに於ける彼女の役割って何なのでしょう?

 

交換殺人ゲームに参加した13人の中でのドラマ貢献度は間違いなく最低です。

 

そして、「 あな番 」トップクラスのアクの強さで存在感を示した藤井淳史(片桐仁)と、ひょっとしたら黒島・尾野・榎本早苗(木村多江)をも超える悪女ポテンシャルを醸した桜木るり(筧美和子)のダダ滑りにも唖然。

 

藤井の方はたびたび小物感を晒しており元々期待値はそれほどでもありませんでしたけど、桜木るりもネタを明かしてみたら実体は藤井とどんぐりの背比べ。

 

ままごとみたいな痴話喧嘩でどちらがマウント取ろうがそんなの知ったことかと、水城洋司(皆川猿時)刑事に初めてシンパシィを覚えました。

 

逆にこの4人が最終回での隠し玉だったら、お見事!の一言に尽きます。

 

 

どーやんが悪人のはずはない

今回もオープニングからエンディングまで、スロットル全開でかまし続けてくれたのは、ハナオが個人的にファンな尾野幹葉(奈緒)。

 

黒島沙和へのマウスウォッシュ毒霧攻撃からしーくんに抱きついて、「 一体何歳からこんなことやっていたんだよ! 」とツッコミたくもなくなる膨大なコレクションの数々を披露して、最後はどーやんとのコンビプレーでお邪魔虫の手塚翔太(田中圭)を一蹴。

 

「 あなたの番です 」の助演アワードは尾野ちゃんで確定ですね、受賞おめでとう!

 

と、本来なら一番目立つはずだった尾野ちゃんの活躍を、疾風のごとく蹴散らして視聴者の衝撃をかっさらったのは、あるときはどーやん、またあるときはしーくん、そういえば昔は戦隊ヒーローもやっていたAI探偵の二階堂忍(横浜流星)。

 

後ろから翔太の首に手をまわしたカットの彼の目はまるで氷のように冷たく、誇張抜きで身の毛がよだちました。

 

ひょっとしたら中の人・流星くんは、裏の仕事でスナイパーでもやっているんじゃないのか?

 

そう思いたくなるほど感服ものの演技でした。

 

ネット推理班は彼の不可解な行動は、翔太の暴走を阻止し、黒島沙和を自白させるための策略と読んでいます。

 

まともに考えればそのとおりでしょう。

 

反撃編から途中参加の二階堂忍を真犯人にするのは、さすがに無理ありすぎですしね。

 

それと、尾野ちゃんがホテルのドアを開け翔太と鉢合わせしたときにかなり驚いた表情を浮かべていました。

 

彼女は部屋の中に忍がいることは知っていても、翔太も一緒だったことは想定していなかったと思われます。

 

なぜか?

 

忍にとっても翔太といることが不承のアクシデントであった、と尾野ちゃんに思わせたいから。

 

尾野ちゃんが来てくれたおかげで、忍が翔太を打倒せたように謀り、忍は感謝、尾野ちゃんもニッコリ。

 

はい、これで忍は鬱陶しい尾野ちゃんも追っ払えました。

 

だって、恋が成就した尾野ちゃんは、もう次の獲物探しに夢中になりますから。

 

一粒で二度おいしい、まるでグリコのチョコレートのごとき二階堂忍のナイスな作戦なのでした。

 

イケメンで強くて頭が良くて、マジ超ヤバイ!

 

こんなどーやんが悪人のはずが無いじゃん。

 

 

黒島ちゃんが真犯人のわけがない

そして、現状の真犯人大本命二重丸の黒島沙和。

 

とはいえ、ストーリーの展開も視聴者の推理も公式サイトの釣り文言も、全部黒島沙和真犯人へと流れすぎていて、しかも裏で糸を引いているのはあの秋元康大先生ですから、このまま彼女が黒幕なのだと思い込まされてしまうのは、どうにもこうにも気に入りません。

 

毎週毎週ラストで驚かされ続けてきた同作品が、最後に予定調和で終わるなんてことありえない。

 

あとは、犯人自体はやっぱり黒島沙和なのだけど、翔太か尾野ちゃんかどーやんが非業の死を迎えてエンディング……程度の演出では、いまさら視聴者の話題は攫えません。

 

意外な犯人がいますよ、絶対。

 

そもそも、今回の久住譲(袴田吉彦)の話が疑わしい。

 

彼は、浮田啓輔(田中要次)が“死んで欲しい人”に書いた「 赤池美里 」の紙は黒島沙和が引いたと言っていましたが、それならなぜ浮田は自分の車に菜奈・榎本早苗ともども沙和を呼び出して、美里殺しの犯人を捜して欲しいなどと言ったのでしょう?

 

浮田は、沙和がどう反応するか見たかったのでしょうか?

 

また、浮田はそのとき女性3人に、いちいち「 あんたは犯人じゃないよな? 」と質問までしています。

 

だったら沙和に「 おれが書いた紙をあんたが引いのを見た 」と付け加えた方が、沙和の疑いを晴らす意味でも犯人を捜す目的としても効果的なはずです。

 

でも、浮田はそんなことはしていない。

 

おかしいですよね。

 

したがって久住か浮田、どちらかが嘘をついていると考えます。

 

よし、結論、黒島ちゃんが真犯人のわけが無い!

 

ちょっとばかり他の人に比べてトラブルに遭う機会が多いだけで、あんな可愛い子を犯人呼ばわりなんて出来ません。

 

ちょっとばかり……?

 

念のため、改めて黒島ちゃんの経歴を整理しておきますか。

 

1)5年前、高知在住時に付近で少女の殺人事件が起きている。

2)その2年後、実はつきあっていた当時の家庭教師が一緒にでかけた海で溺死。

3)大学進学のため上京。交際中の男性からDVを受ける。

4)居住先のマンション管理人、謎の転落死。

5)近所のブータン料理店で爆発事故発生、巻き込まれた店主が死亡。

6)DV彼氏が人気のない草むらで撲殺される。

7)居住マンションで猟奇殺人事件発生、住民夫婦が犠牲に。

8)同マンションの住民女性が行方不明になり、片足のみ発見される。

9)同じく別の住民男性が、外出先のリサイクルショップで絞殺される。

10)またも住民女性が毒殺され、しかも第一発見者になる。

11)上記らと別件の殺人犯により、同マンション内で拉致・監禁の被害に遭う。

12)駅のホームで電車待ち中に背後から押され線路に落ち、重傷を負う。

13)行方不明だった住民女性が冷凍倉庫にて遺体で見つかる。

14)捜査のためマンションに出入りしていた警官が惨殺される。

15)同じ大学に通う高校時代からの同級生が、一連の犯行を自白したのち絶命。警察関係者によると、彼より長年に渡るストーカー行為を受けていた模様。

 

いやはや、なんとも凄まじいですね。

 

そんじょそこらのサスペンスドラマでは到底捌ききれない代物ですな。

 

たとえその身が清廉潔白だとしても、周りでこれだけ人が死にまくったうえに自分も殺されかければ、普通だったら自我が崩壊するところです。

 

しかも20台前半の女性なのに、並みの精神力ではありませんな、この子。

 

ん~でも、一度信じると決めたからには徹底的に黒島ちゃんを信じます。

 

彼女は真犯人では無い!

 

ところで、晴れて無実が証明されたら、絶対に何か憑りついているので、すぐお祓いに行かれることをお勧めします。

 

 

尾野ちゃんと内山のびっくり共通点を発見

今回、尾野ちゃんが実は高知県の出身だったことが明かされました。

 

いまさらの追加情報ですか、これもなかなか惨いやり方ですよ、旦那。

 

しかし、ハナオは“また”気づいてしまいました。

 

“また”というのはこの過去記事のことです。

 

「あなたの番です」第17話考察・内山はこんな嘘もついている!

 

要約しますと、内山達生(大内田悠平)がアルバイト先の精肉工場に提出した履歴書に書いた大嘘のことで、そのとおりだと彼は中学卒業後に1年浪人してから高校に入学し、2年で卒業するという離れ業を演じている旨です。

 

そして、神谷将人(浅香航大)刑事がまとめた尾野ちゃんの経歴書にも同様に衝撃の項目が発見されました。

 

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まず、上から4行目の生年月日をご覧ください。

 

「 平成6年3月27日生まれ 」と書いてあります。

 

ところが、表組みの2段目はこう書かれています。

 

「 平成5年 3月 高知県高知市坂井町10-3で、誕生 」。

 

誕生日が2つあります!

 

しかもこれだけではありません、次に注目してください。

 

「 平成12年 4月 高知市立高知南小学校に入学 」と書かれています。

 

もしこれが事実なら、早生まれの尾野ちゃんは6歳になってすぐに小学校に入りますので、平成6年生まれの方が正解ということになります。

 

ところが、表組み3段目の「 平成15年 7月 」当時はまだ9歳のはずで、続く「 10歳まで高知県高知市で過ご~ 」の記述と辻褄を合わせるには、彼女が平成5年生まれでなくてはなりません。

 

一体どういうこと?

 

翔太くんもどーやんも、尾野ちゃんが牡羊座生まれなことばかり気にしていましたけれど、それよりまずこっちに気づいてくださいって。

 

内山といい尾野ちゃんといい……う~む、これは偶然の産物とは思えません。

 

察するにこの2人は、時を飛び越える能力を有しているのではないかと思われます。

 

そういえば殺された菜奈ちゃんも、JKだった頃の一時期、似たような力を持っていたとかいなかったとか……。

 

つまらない冗談はさておき、生まれてすぐ施設に預けられた尾野ちゃん、実は内山くんのお姉さんなのでは無いですかね?

 

いや、こちらは真面目にそう思いはじめています。

 

それならば弟・内山が姉・尾野の部屋で告白動画を撮影した理由付けも可能です。

 

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謎が謎を呼び、どれが本当の謎なのか皆目わからなくなってきた「 あなたの番です 」。

 

いよいよの最終回、今度の日曜が待ち遠しくて仕方ありません。

 

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