2019年9月12日、ドラクエ初の位置登録システムを用いた「 ドラゴンクエストウォーク 」( 以下「 ドラクエウォーク 」)が配信開始されました。
ドラクエ従来のRPG要素を踏襲しつつ、いかようにGPSを使った位置登録要素をフューチャーさせるか注目しておりましたが、1週間ほどプレイしてみてゲーム自体の面白さ・完成度は及第点をクリアしていると思いました。
勿論、気になる部分も無くは無いです……。
ということで、今後も論いたい「 ドラクエウォーク 」記事初っ端の今回は、「 おみやげ 」について取り上げます。
- 「 ドラクエウォーク 」の「 おみやげ 」ってそもそもなに?
- 「 ドラクエウォーク 」の「 おみやげ 」は「 コロプラ 」から採用
- 「 ドラクエウォーク 」の「 おみやげ 」の問題点
- 「 ドラクエウォーク 」の「 おみやげ 」見直しと追加の可能性
- まとめ
「 ドラクエウォーク 」の「 おみやげ 」ってそもそもなに?
「 ドラクエウォーク 」の「 おみやげ 」とは、ゲームの付随要素つまりオマケのおたのしみとして設置されているコレクションシステム、およびその対象アイテムのことです。
各47都道府県に4種類ずつの「 おみやげ 」があり、指定場所で「 ご当地クエスト 」を解放・達成することで「 ほうしゅう 」としてゲットできます。
「 おみやげ 」の種類や入手場所については、既に多くの先達がバンバン情報を挙げていますので、ググれば簡単に知ることができます。
ちなみに、「 おみやげ 」を収集・コンプリートしてもゲーム進行上のアドバンテージはありません。
本当に趣味の収集のみが目的で、正直なところ少しはゲーム優位性を絡ませても良かったかと思います。
ところで、なにゆえこの無くても困らない&少々浮いている「 おみやげ 」システムが「 ドラクエウォーク 」に採用されたのでしょうか?
「 ドラクエウォーク 」の「 おみやげ 」は「 コロプラ 」から採用
「 ドラクエウォーク 」には、位置登録ゲームとして既に実績を持つコロプラのノウハウが開発に生かされています。
実はハナオは、コロプラの社名にもなっている同社の位置登録ゲームを、ゲーム名が「 コロニーな生活 」の頃から廃人になりかかるほど熱中して遊んできました。
こちらの「 お土産 」システムは、おたのしみ要素としてのウエイトは極大、且つ収集率によってゲーム優位度もアップします。
現在のコロプラは課金ゲームに重きをおいているため、無料で遊べてしまう「 コロプラ 」はお座なりにされていますが、それでも1年に1回新たにお土産が追加され、日本中のコロニー( 同ゲームのプレイヤーの総称 )が、取得ポイントさがしに目の色変えて奔走しています。
つまり、「 コロプラ 」の目玉システム「 お土産 」を、「 ドラクエウォーク 」へ「 おみやげ 」として持ち込んだのは、コロプラの入れ知恵であるのはほぼ間違いがありません。
しかし……!
「 ドラクエウォーク 」の「 おみやげ 」の問題点
「 コロプラ 」では毎年のように追加お土産狂争劇が繰り広げられる同システムですが、「 ドラクエウォーク 」の「 おみやげ 」の方はユーザーウケがあまりパッとしません。
9月24日現在、Wikipediaの「 ドラクエウォーク 」頁で「 おみやげ 」については完全スルーなことからもおわかりいただけるかと思います。
ハナオが思いつくミソにされている理由は2つ。
その1は前項で挙げたとおり、集めたところでゲーム進行上のアドバンテージが何も得られないことです。
「 おみやげ 」のコンプリート率によって使える呪文が増えたり、ご当地専門の武器や防具みたいなものが手に入れば、今頃相当盛り上がっているはずです。
理由その2は、追加で「 おみやげ 」をゲットするためには有償ジェムが必須であること。
ようするに課金せよ、というわけです。
追加で「 おみやげ 」を入手する理由は「 フレンド 」への授与つまりプレゼントしか無く、知った仲ならまだしも、どこの誰やら顔も名前もわからない相手に自腹でお金払ってまで「 おみやげ 」を渡すのはなかなかのリスクがあります。
行きつく先は未入手の「 おみやげ 」同士の交換しか目的がなく、案の定「 おみやげ 」交換詐欺が横行するハメに陥っています。
そうなるのは現状の交換の方法が、“プレイヤー性善説”の基盤の上に成り立っているがゆえで、プレイヤーの方が知恵を絞って詐欺防止策をいろいろと講じているものの、これでは本末転倒です。
やはり運営側が課金に報いる仕事を為すのが正道です。
ゲーム上に安全な交換プログラムを入れてようとか、誰も検討しないはず無いと思いますがね~、だってハナオごときでも具体案を考えつくくらいですから。
どうにも「 ドラクエウォーク 」は、RPG部門とおみやげ部門のチームが別々に開発を進め、最終段階でとりあえずひとつのゲームにくっつけました!……な感じがしてなりません。
「 ドラクエウォーク 」の「 おみやげ 」見直しと追加の可能性
上記のとおり、「 ドラクエウォーク 」の「 おみやげ 」には諸々見直しの必要性があります。
安全な交換システムが導入され、ゲーム優位性への関与も有してくれば「 おみやげ 」収集熱が高まってくるでしょうし、そうなると当然「 おみやげ 」の追加もおこなわれることでしょう。
最初に述べましたとおり、「 ドラクエウォーク 」の「 おみやげ 」は47都道府県×4種類で188種類。
本家?の「 コロプラ 」は1138種類もありますので、まんま転用すれば当分はアイデアに困ることはありません。
でも両方の「 おみやげ 」(「 お土産 」)を見比べてみますと、意外と取得場所と品物のダブりが少なかったりしています。
ザッと見ですが、ダブりは4割程度かな。
ま、そのあたりはダブってばかりだとコロニーさんたちにツッコまれるのは目に見えてますので、厳選したのでしょうね。
まとめ
「 コロプラ 」の「 お土産 」収集は本当に面白くて毎年だいたいゴールデンウィークなのですが、追加されることを楽しみにしています。
「 ドラクエウォーク 」のせっかくの「 おみやげ 」も、もっともっと盛り上がるポテンシャルを秘めたシステムです。
是非、運営が見直し改善し、「 ドラクエウォーク 」の柱となる日が来ることを願っています。
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以上、ドラクエウォークお土産は1年に1回追加される?コロプラで見た問題点、についてまとめました。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。