1年365日は、いずれも“何かの日”に制定されています。
いえ、閏年で4年に一度しか訪れない2月29日でさえ、「 にんにくの日 ( にん(2)に(2)く(9)の語呂合わせ ) 」であり「 富士急の日 ( ふ(2)じ(2)きゅう(9)の語呂合わせ ) 」になっています。
ところで、今日6月6日は“何の日”だかご存じですか?
ダミアンの誕生日? 当たりです(笑)
でも、ハナオが求めた正解は、記事タイトルがばっちり答えになっている「 楽器の日 」です。
「 楽器の日 」!!
音のブログとして、これはスルーできないテーマです。
ところで、なにゆえ6月6日が「 楽器の日 」になったのか?
気になりますよね~。
それからピアノやギターなど、個別ごとの「 楽器の日 」ってあるのか? あるとしたら何月何日なのか?
それらについても調べてみました。
6月6日が「 楽器の日 」に選ばれた理由
「 楽器の日 」の由来は、1970年( 昭和45年 )、今から49年前に遡ります。
全国の楽器の製造業者・卸売業者・小売業者が設立した全国楽器協会( 全楽協 )により制定されました。
同ホームページには制定の理由が書かれてありますので、一部引用させていただきます。
「芸事の稽古は、6歳の6月6日から始めるのが良い」というならわしに由来し、
また、指で折って数を数えると、ちょうど6の時に小指が立つことから、
「子が立つ」縁起のよい日とされています。
ちょうど6の時に小指が立つ?
日本では古くより、数え年の7歳(満年齢で6歳)が稽古のはじめどきと言われ、「 邦楽の日 」「 生け花の日 」も同じ6月6日が制定されています。
ピアノやギターなどそれぞれの楽器の日はいつ?
それではピアノやギターなど、楽器単体の記念日は制定されているのかを調べてみましたので、日付順に並べて一挙にご紹介いたします。
尺八の日( 1月8日 )
尺八の標準的な長さが1尺8寸であることが制定の理由。
1尺8寸は約54cmです。
10月8日が「 尺八の日 」とする説もありますが、こちらは勘違いをされていると思われます。
三味線の日( 4月3日 )
なにゆえ4月3日になったかの由来は不明ですが、四角い胴に三本の弦が張られているからではないかと推察します。
筝の日( 5月10日 )
筝( そう )は、ほぼ現在の琴( 正式には別の楽器 )と一緒の意味で、「 5・10 」を「 こ・と 」の語呂に合わせて5月10日に制定されたと思われますが、確かなソースはありません。
ソロギターの日( 6月1日 )
ソロギターとはギターの独奏、つまりひとりで弾くギターのことで、クラシック・ジャズ・ロック・フォークなど分野は多岐に渡ります。
6本の弦を1人で弾く、という意味から6月1日が選ばれました。
ピアノの日( 7月6日 )
1823年7月6日、ドイツ人医師のシーボルトが初めて日本にピアノをこち込んだことが由来です。
がっつり江戸時代ですね。
時代劇でピアノが登場するシーンなんか見たこと無かったので少々ビックリしました。
バイオリンの日( 8月28日 )
1880年( 明治13年 )8月28日、松永定次郎によって日本国産初のバイオリンが作られたことを称えて制定されました。
松永定次郎の本職は三味線職人で、同じ弦楽器とはいえ、よくあれだけ違う構造の楽器を作れたものだと感心いたします。
ドラムの日( 10月10日 )
1がスティック、0を太鼓に見立て、両手でそれをひっぱたくから……という子供の落書きみたいな理由で制定されました。
と嘲笑っていたら、我が愛機ベースの理由もずっこけものでして↓
ベースの日( 11月11日 )
1を弦に見立て、それが4本並ぶから11月11日がベースの日、なんだそうです。
うわ、なんか恥ずかしい!
でもハナオは6弦ベース使いだから関係ね~や……と、負け惜しみ。
?
なお、冒頭に登場した“ダミアン”とは、ホラー映画「 オーメン 」の主人公のことです、念のため。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。