音のブログ

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【歌詞】ゴーストライターの友人から聞いた本当の話【作曲】

頭が火だるまなドクロのダーティーヒーローの方ではありません。

 

ゴーストライダー

https://marvel.disney.co.jp/

 

ゴーストライターとは、こっそりと代理で活躍するクリエイターのことです。

 

今回は音楽業界の話になりますので、歌手・作詞家・作曲家のために裏で作品を製作している“本当の中の人”になります。

 

こういう人たちがいるんだろうなぁ~、ということは誰もがなんとなく理解しているとは思います。

 

で、実のところゴーストライターはいます。

 

友人にいます。

 

以前その彼とバンドを組んでいました。

 

これから書くのは当人と、あともうひとりの業界関係の友人から聞いた、ゴーストライターにまつわる“いわく本当の話”になります。

 

楽譜と鉛筆

 

 

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超有名歌手のゴーストライターは30万円の口止め料を受け取っていた

昔のバンド仲間のI氏は元プロのシンガーソングライター。

 

70年代にスマッシュヒットを放ったフォークデュオS(結構有名)のツアースタッフでもありました。

 

透き通るような歌声、完成度の高い自作の歌、ステージトークも達者。

 

当然、いずれもそんじょそこらのアマチュアミュージシャンと比べるべくも無い実力者でした。

 

彼から乞われてバンドを組んだ当初は嬉しかったものの、いかんせんさすがに音楽センスは古く時代遅れで、他のバンドメンバーからの評価はイマイチ。

 

プラス後述する理由により半年ほどでそのバンドは解散してしまいました。

 

I氏がゴーストライターとして歌を提供したのは、誰もが絶対に知っている超有名な女性歌手Mです。

 

最近はヒットが無いため表立った活動は見受けられませんが、彼女の代表曲は今でも頻繁にTVやラジオで流されています。

 

I氏とMは、お互いが若かりし頃の音楽仲間で、ツーショットの写真も見せてもらいました。

 

I氏作の歌はMのアルバムに彼女の作詞・作曲とクレジットされて収まっており、I氏はゴーストライダー代および口止め料として30万円( 当時。今だったら100万円くらいか )を受け取ったそうです。

 

Mはハナオの好きな歌手でもありましたし衝撃の事実でしたが、なによりお金を受け取っておきながらペラペラと秘密を話してきかせたI氏に失望したのが、バンドを解散した本当の理由でした。

 

SECRET秘密を書いたパネル

 

 

あの歌もこの曲もゴーストライターが書いていた!

現在も音楽業界で活躍している友人S氏は作曲家です。

 

信憑性に箔を付けるため素性を明かしますが、彼はトップアイドル坂道グループ( 乃木坂46・欅坂46・日向坂46のいずれか )のシングル表題曲も書いていて、こちらはゴーストライターでは無いのでちゃんと本名で作曲にクレジットされており、もちろん作詞は秋元康先生です。

 

口止め料ももらっていないS氏が話してくれたのは、実名を出すと差しさわりがありすぎる有名アーティストたちのゴーストライタートークでして、まあ出てくる出てくるおもちゃの缶詰!

 

メガネがトレードマークの男性シンガー、卓越した詞で知られるグループのメインヴォーカル、歌唱力に秀でた若き女性旗手、大人気テレビドラマのタイアップ主題歌コンポーザー、ルックス抜群の美人歌手などなど……。

 

こちらはアルコールが入った席での業界裏話で、且つ直接S氏が関わった件では無いのでイニシャルも控えますが、「 まさか!? 」と耳を疑いたくなる面々ばかりです。

 

それから、「 ゴーストライターが書いているのではないか? 」と噂に挙がる人たちの大半は、黒と思って間違いが無いそうです。

 

それらのネタ元である業界内リークは日常茶飯事で抑えようがないため、最近は初めから隠すことなく作者を明かしているとのこと。

 

また、本人作詞・作曲が昔ほどアピールポイントとして効果が無く、ライターが自身の作を世に広める手段も多様化してきているがゆえゴーストライターの作は減りつつあります。

 

それでも専門に仕事を請け負う陰の人たちは、まだ相当数いるらしいです。

 

ハナオは外注したことはありませんけど、記事をライターさんに頼ってのブログ運営は、今や当たり前になっていますものね。

 

単純に比較して良いかはわかりませんが、より過酷な生き馬の目を抜く音楽業界にこの類の便利屋さんが暗躍しないわけがありません。

 

黒いゴーストのイラスト

 

 

【おまけ】ゴーストライターになれなかった人の話

最期におまけで、ゴーストライターになれなかった人の話。

 

知り合いのアマチュアキーボード弾き語りプレイヤーT氏が、伝手でプロのフォーク歌手Hに自分の歌を売り込みに行きました。

 

楽譜を見せたのかデモテープを持参したのかはたまた現場で演奏したのか……、とにかく歌を聴いたHは憮然とした顔でT氏に向かって指を1本立てて突き出したのだそうです。

 

T氏は「 ああ、これは1万円しか払わないということだな 」と理解しがっかりしたのですが、Hの口から出たのは「 千円だよ 」。

 

結局歌が千円で売買されたのかは知りませんが、以来T氏はあちこちで「 Hはドケチだ 」と言いふらして歩いています(笑)

 

どっちもどっちですけど、ゴーストライターになれなかったT氏は現在食品加工会社を経営、高級外車を乗り回しております。

 

高級外車

 

 

結果オーライ?いずれにしても音楽で食べていくのはいろいろ大変です。

 

以上、ゴーストライターの友人たちから聞いた本当の話3本立てでした。

 

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今回も最後までお読みいただきありがとうございました。