8月10日、常磐道で起きたあおり運転の末暴行を加える事件が起きました。
繰り返しニュースで流される衝撃的な動画に、怒りとも悲しみとも言えないショックを受けた方は多いと思います。
現地茨城や隣接する千葉県の人たち、また日ごろ常磐道をよく利用されている方は事件がどこで起こったのか気になると思います。
地元民でもあるハナオが画像から場所の特定をおこなってみました。
常磐道あおり運転暴行事件の異常性
事件が起きたのは8月10日(土)の早朝。
被害者の男性は、常磐自動車道上り(至東京方面)で並走する白いBMWに何度もあおり運転を受け、強制的に本線に停車させられたうえ下りてきた運転手の男に数発顔面を殴打されました。
2年前、東名高速であおり運転から悲惨な死亡事故が起きています。
あれほど大きなニュースになったのをこの運転手殿はご存じなかったのか?、それとも知ってはいても自分は大丈夫(なにが?)だという根拠に裏付けられた自信をお持ちだったのか?
これだけでも理解不能ですが、それ以外に運転手の暴力行為を止めることもなくスマホで撮影し続ける助手席の女性とか、実は彼の車がレンタカーでしかも返却期限をとっくに過ぎていたとか、遠く静岡県でもあおり運転の前科があったとか、次から次へ出てくる出てくるおもちゃの缶詰。
2時間サスペンスドラマの犯人でも、なかなか見かけないしっちゃかめっちゃかぶりです。
常磐道あおり運転事件はどこで起きたのか?場所を特定
事件の場所の特定ですが、わかっていることは次のとおりです。
・常磐道上り方面走行中に起きている。
・時間は早朝午前6時頃。
・ロケーションは守谷市で、守屋サービスエリア近く。
以上を踏まえたうえで、画像を観てみます。
左側の樹木の影が道路を飛び越えて右の路側まで伸びていますので、太陽があるのは左側でしかも高度が低いことがわかります。
画面下のドライブレコーダーの時刻も「 6:27 」を示していますね。
朝の太陽が左にあるということは車の進行方向は南で、常磐道では南は東京方面に向かう上りですから、上記の条件に合致しています。
画面の左端に本線センターラインとは異なる合流線が見えます。
当初は角度の見間違いから守屋サービスエリアからの出口付近かと思いましたがコメントでご指摘いただき、Googleマップのストリートビューで確認しSA入口付近であることがわかりました。
茨城県全図と縦貫している常磐道の位置関係、あおり運転事件が起こった場所は下図のとおりです。
次に拡大した詳しい場所を、わかりやすいように絵に描いてみました。
常磐自動車道から守谷サービスエリア(上り)への入り口付近があおり運転からの暴行事件の場所で、そのまま本線を進むとすぐに利根川を渡って千葉県に入ります。
常磐道あおり運転事件の容疑者は40代の男
最新情報によると、あおり運転からの傷害容疑で警察が40代の男の逮捕状を請求中とのことです。
ただ、男は行方を晦ましているそうで、撮影班の女性も一緒に雲隠れ中と思われます。
?
同事件のためだけではなく、同様の悪質なあおり運転の撲滅のためにも、一日も早く解決が為されますよう祈ってやみません。
追記:
同事件の加害者は既に警察により逮捕されています。
2019年9月10日