音のブログ

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花粉症による耳鳴りの症状と3つの対策

春です、ついに今年も花粉症の季節がやってまいりました。

 

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花粉症歴13年目のハナオにとって、春は一年でもっとも憂鬱な季節です。

 

くしゃみの連発、喉のイガイガ、目のかゆみ、耳の穴の奥にもかゆみ、若干の頭痛と微熱……ほぼフルコンプリートでしょうか、わ~い!

 

更にここ数年は耳鳴りまで伴うようになってきました。

 

元々はストレスからくる耳鳴りに悩まされた時期もあったのですが、最近は杉やヒノキの花粉の飛翔とセットで発生します。

 

まぁこれがとにかく鬱陶しくて。

 

それでもいろいろ自分なりに対策を施したこともあってか、一昨年・昨年はだいぶ症状が緩和され、今年はひょっとしたら耳鳴りは起こらないかもしれないという期待感をも持っています。

 

 

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今年の花粉は去年の6倍!?

昨年末から今に至る今年の冬の日本全土は暖かく、最高気温が25度超えの夏日になった場所さえありました。

 

おかげさまで杉の木の皆さんはおおはしゃぎ、花粉飛散量は昨年比で東京は4.26倍になるとの気象庁の予報で、地域によっては5~6倍にもなるとか。

 

このニュースを聞いたときには鳥肌が立ちました。

 

早いところでは1月末から花粉が飛んでいるそうで、花粉アレルギーの方の3人に1人はなんらかの症状を覚えているという話もありました。

 

かく申すハナオも過去記事にも書きました1月半ばインフルエンザにかかったときに、なにげに花粉症かも?と思える節もありまして、早いうちから警戒態勢をとってはおります。

 

 

 

花粉症と耳鳴りの関係

花粉症は御存じのように杉・ヒノキ・イネ科などの植物の花粉が大気中に飛散し、人間や動物の目や鼻の粘膜に付着することで引き起こされる発作的アレルギー症状のことです。

 

鼻孔内はアレルギーによって炎症を起こし、脳が炎症を抑えようと鼻水の分泌を促します。

 

炎症と鼻水の相乗効果で鼻の穴が狭くなり息苦しくなったり詰まったりします。

 

耳と鼻を繋いでいる部位は耳管といい、耳管が塞がれて耳の中が密閉した状態になり、中の内圧が変化します。

 

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すると音や自分の声がこもって聞こえたり、ときに耳鳴りを覚えることもあるわけです。

 

花粉に限らず、ハウスダストや寒暖差によるアレルギーでも同様の症状が出ますが耳鳴りには他因発症も多く、ある医師いわく「 もっとも厄介な病気のうちのひとつ 」なのだそうです。

 

 

花粉症が原因の耳鳴りは低い音がする

耳鳴りには「 キーン 」と高い音がするものと、「 ボー 」とか「 ゴー 」と低い音の2種類があり、花粉症が原因で起きる耳鳴りは低い音がします

 

花粉症の耳鳴りは、耳管が塞がることによる物理的要因ばかりではなく、体の不調でストレスを感じる心意的要因でもたらされている可能性もあります。

 

ストレス性の耳鳴りでも専ら「 ボー 」や「 ゴー 」の低い音がしますので、双方の要因で耳鳴りはますます大きくなったり、慢性化するおそれもあるそうです。

 

 

耳鳴りを伴う花粉症の3つの対策

1)環境改善

原因が花粉症の耳鳴りの場合、まずはアレルギー症状を抑えることが最善の対策になります。

 

そのために第一番目にしなければならないことは花粉を吸い込まないための環境づくりです。

 

外出時のマスクの着用、洗濯物の外干しは厳禁、自宅や自室の窓の開け放しをしないなど生活の心がけはとても大事で、わかっていてもこれに徹底できない人がかなりいます。

 

家族の協力も必須で、ハナオは周りの我関せずの人たちに花粉症の苦しみを理解してもらえるまで数年かかりました。

 

どんなに良い薬を飲んでも外干しされた服を常着していては効果は見込めないと思ってください。 

 

2)抗アレルギー剤(抗ヒスタミン剤)の投薬

投薬に関しては自己判断に頼らず医師の診察を受け、指示に従ってください。

 

飲み薬として処方されるのは抗アレルギー剤(抗ヒスタミン剤)になります。

 

種類はいろいろあり、個人により効果は異なるので自分に合う薬を見つける手間は要るものだと考えるべきでしょう。

 

ハナオはこの13年間で4つの病院を渡り歩き、やっと自分に合う薬を処方してくれる医師に出会えました。

 

薬名の詳細は控えますが、2種類の抗アレルギー剤を併せ飲んでいます。 

 

3)筋弛緩剤の投薬

耳鳴りに対しては投薬を試してみる価値があると思われるのは筋弛緩剤です。

 

前述のストレス性の耳鳴りに悩まされた際に、鍼灸・ビタミン剤・漢方薬・民間療法(マッサージ、温泉、体操など)をおこないましたがどれも効果はみられませんでした。

 

そんなときネットで見つけたのがこのページ↓です。

 

筋弛緩剤による耳鳴の治療

 

ここで仕入れた知識をかかりつけの医師に相談のうえ検証していただき、処方してもらった筋弛緩剤を飲んだところ2週間ほどで耳鳴りは治まりました

 

油断して投薬をやめたらまだ耳の中がブンブン言い始めましたので、以来花粉症の時期には抗アレルギー剤と一緒に摂るようにしています。

 

アレルギー症状に対して、筋弛緩剤の直接的な有効性に関しては不明な点も多いので、必ず医者・薬剤師に相談のうえで飲むようにしてください。

 

花粉症と低い音の耳鳴りの併発に悩む方の参考になれば幸いです。

 

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今回も最後までお読みいただきありがとうございました。