草彅剛さんとユースケ・サンタマリアさんのMC2人による独特のゆるさで人気を博した伝説の深夜番組「『ぷっ』すま」が帰ってきました。
2019年12月19日よりAmazonプライム・ビデオにて配信が開始された「なぎスケ!」は、「『ぷっ』すま」と同じケイマックスが製作する、非公認ながらほとんど正式な後継番組です。
プライム会員のハナオは、もちろん配信当日からガッツリ視聴しました。
第一回配信の「なぎスケ!」1~5話を観ての感想と、「『ぷっ』すま」との違い、それによる今後の可能性や気になった点・改良希望箇所などを書いてみました。
相変わらずのグダグダが嬉しい「なぎスケ!」
まずはなにはともあれ草彅剛さんとユースケ・サンタマリアさんのおふたりが揃った番組が観られることが嬉しい!これに尽きます。
20年以上のつきあいがある間柄がゆえの息の合った……もとい、予測不能のグダグダトークがたまらなく楽しいです。
第1話でのふたりの回顧と復活のよろこぶ様子だけでウルッときてしまいました。
ユースケさんはバツイチに、草彅さんはSMAPの解散と公私にひと波乱ありましたが、それでもまた一緒の番組を持て、大勢のファンに歓待される様を以っても、すでにふたりはしっかりコンビなのだなと思い知らされました。
それにしてもどちらも相変わらずの自分勝手ぶり(笑)
よくもテーマソングがまとまったものです(1話)。
「なぎスケ!」1~5話の感想
まず、1話でのふたりの再開場面がユースケさんが経営するシガレットバーで、「『ぷっ』すま」時代よりもかなりアダルトな雰囲気に「 あれっ? 」と感じた視聴者も多かったのではと思います。
製作会社は一緒でもテレビ朝日の番組の設定をそのまま拝借するのは無理でしょうからね、これは仕方なし。
番組コンセプトも“心の底から夢中になれるモノを探す”と、「『ぷっ』すま」時代にもそんな回があったような気もしますが、とりあえず新しいものに変わっています。
そのコンセプトに基づき、2・3話のクレーンゲーム、4・5話のサバゲーに挑戦している間も実は違和感は流れ続けていますが、なぎスケの勝手気ままなやる気ランプの点灯・消滅の繰り返しが、あの頃の『ぷっ』すまを観ている感覚に引き戻してくれます。
そして5話にはついにあの人、江頭2:50さんが登場!
「『ぷっ』すま」が終わり、「 めちゃイケ 」が無くなった今、めっきりお目にかかる回数が減ったあのク○イジー芸人が拝めるだけでも「なぎスケ!」を観る価値があると思います。
ま~、やっていることは相変わらずですが……でもその普遍ぶりが嬉しい!
「なぎスケ!」全話通して次に何が起こるのか、どう展開していくのかまったくの予測不能、「 これでいいのか? 」感も漂い、気が付いたらそれにハマっていました。
すみません、ネタバレになってしまいますのでこんなぼんやりした感想でご容赦願うとして、あとは実際にご視聴のほどお願いします。
「なぎスケ!」と「『ぷっ』すま」の3つの違い
前述のように「なぎスケ!」と「『ぷっ』すま」は、
①MCが草彅剛さんとユースケ・サンタマリアさん
②ケイマックスの製作
③基本グダグダ
④江頭2:50さんがやりたい放題
などの嬉しい共通点があります。
対して、もちろん両者の違っている点もいくつかあります。
その中から3つの違いを取り上げて、詳しく説明いたします。
「なぎスケ!」と「『ぷっ』すま」の違いその1:ナレーターが近藤サトさん
「なぎスケ!」のナレーターは、近藤サトさんが務められています。
フジテレビ社員の頃からアナウンサー技術はピカイチで、トーンも落ち着いた大人の女性を感じさせる耳に優しい声の持ち主でいらっしゃる近藤サトさん。
ところで「『ぷっ』すま」のナレーションと言えば、やはりこの人、伊津野亮さん。
抑揚の効いたキレのある喋りは、ゆるさがゆえにたるみがちなこのバラエティにくさびを差す役割も果たしていて、まさに番組に相応しい声でした。
テレ朝に配慮してなのか、前作臭を残したくないがゆえなのか、いずれにしても伊津野亮さんが「なぎスケ!」のナレーターで無かったことは残念無念。
フリーのアナウンサー伊津野亮さんに上記以外のしがらみは無く、伊津野さん本人もお声掛けが無いことを嘆いていらっしゃるとか……。
「なぎスケ!」と「『ぷっ』すま」の違いその2:大熊アナがいない
ナレーターのー伊津野亮さんと同じく、「『ぷっ』すま」に欠かせないもうひとりの名脇役だったのはテレビ朝日のアナウンサー大熊英司さん。
まとめることが苦手で、本来まとまりが無く、本心はまとめる気なんかサラサラ無いMCの草彅剛さんとユースケ・サンタマリアさんを、巧みに仕切っていた大熊さんの実力は「『ぷっ』すま」ファンなら誰もが認めるところ。
実際「なぎスケ!」でもMC2人は、頻繁に大熊さんにラブコールを送っていました。
「 テレ朝やめてこっちに来なよ 」には大爆笑。
でも、本当に大熊さん来て欲しいなぁ~。
なんとかまとめようと孤軍奮闘している草彅剛さんに、伸び伸びと勝手なことさせるためにもお願いします!
「なぎスケ!」と「『ぷっ』すま」の違いその3:Amazonプライム・ビデオ限定配信
冒頭にも書きましたとおり、「なぎスケ!」はAmazonプライム・ビデオでしか観ることができません。
諸々の事情で打ち切りになった「『ぷっ』すま」のMCふたりが、こういう形でまた番組が持てるようになったのもネット配信がゆえです。
正直、地上波のTVでは成しえなかったことでしょう。
また、今後は「『ぷっ』すま」では制約がかかったであろう、あんなことやこんなこと(?)など、“観たい人だけ観られる”企画が登場する可能性もあります。
12月26日配信の6話ではユースケさんのやる気がMAXになる場面もあるみたいですしね(笑)
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「なぎスケ!」関連サイトのご紹介
「なぎスケ!」に是非あの名物企画を!
「『ぷっ』すま」には数々の名物企画がありました。
それらをまんま「なぎスケ!」でおこなうのはなかなか難しいものがあるでしょうけど、なんとかオリジナルに近い形で復活させて欲しいです。
ネットでは「あの娘が水着に着替えたら」がダントツ人気!わっかる~、男のロマンに溢れた企画ですしね♪
でも、ハナオ個人としては、
・「記憶力絵心クイズ」
・「物件拝見トレジャーバトル」
・「あいまい記憶力王決定戦」
が復活して欲しいベスト3です。
そういえば「記憶力絵心クイズ」もしかりですけど、「『ぷっ』すま」の人気コーナーから他のバラエティに流用されている企画って結構ありますね~。
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今回も最後までお読みいただきありがとうございました。