47都道府県別の県民歌と代表的なご当地ソングの紹介の第五回目です。
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今回は秋田県の県民歌とご当地ソングを取り上げます。
あきたこまちにひとめぼれ 秋田県
都道府県民の歌「 秋田県 」
「秋田県民歌」
作詞:倉田政嗣 補作詞:高野辰之 作曲:成田為三
秋田県には県民の歌が二つあり、「 秋田県民歌 」は、1930年に県が制定したもの。
ゆったりとしたテンポで朗々と歌い上げ、君が代を思わせる曲調です。
現在でも頻繁に秋田県内の行事で歌われています。
「 県民の歌 」
作詞:大久保笑子 補作詞:県民の歌選定委員会 作曲:菅原良昭
秋田県の公式県民歌その2。
八郎潟の干拓工事、新県庁庁舎の完成、国民体育大会の開催等イベントが続くことを記念して公募し、1959年に制定されました。
前出の「 秋田県民歌 」とは対照的なマーチ調で歌詞もわかりやすい言葉が用いられています。
秋田県のご当地ソング
「 青い山脈 」藤山一郎 奈良光枝
作詞:西條八十 作曲:服部良一
石坂洋次郎の作品「 青い山脈 」の映画版の主題歌で、藤山一郎さんの歌として有名ですがリンク先の奈良光枝さんとのデュエットがオリジナルバージョンです。
作品のベースが著者の横手での教員体験だと言われています。
「 若き旅人 」MOJO
作詞:石坂まさを 作曲:曽根幸明
矢口高雄の大ヒット漫画「 釣りキチ三平 」アニメ版のオープニングソング。
作者が横手市の出身で、主人公の三平くんも現在は平鹿郡増田町で住民登録されています。
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「 帰れないんだよ 」ちあきなおみ
作詞:星野哲郎 作曲:臼井孝次
ちあきなおみさんや神野美伽さんの歌唱が知られていますが、最初はつがるひろ子さんのシングルレコード「 おせん恋唄 」のB面収録曲でした。
歌詞中に“秋田へ帰る汽車賃が”のフレーズが出てきますので、今主人公がいるのは秋田では無い!?
「 紺がすり 」デュークエイセス
作詞:永六輔 作曲:いずみたく
昨年活動を終了したデュークエイセスのご当地ソングシリーズ秋田版。
“しょっつる はたはた きりたんぽ~”のフレーズは他県民のハナオも聞き覚えがありました。
「 豪石!超神ネイガー〜見だが おめだぢ〜 」水木一郎
作詞:高橋大 作曲:盛隆 編曲:京田誠一
秋田のローカルヒーロー超人ネイガーのメインテーマソング。
県内はもちろん、そのディテールの緻密さ・完成度の高さから全国的に人気が高く、なにより水木一郎アニキが歌っているというだけでも力の入れ具合の本気度が伝わってきます。
「 秋田ポンポン節 」香西かおり
作詞:たきのえいじ 作曲:浜圭介
三味線や尺八が伴奏の民謡テイストの演歌。
歌詞にやたら出てくる“ポンポン”は蒸気船のエンジン音のようです。
「 ぐるぐるカーテン 」乃木坂46
作詞:秋元康 作曲:黒須克彦
AKB48の公式ライバルとして乃木坂46が登場してからはや7年、いまでは欅坂46と日向坂46も坂道グループに加わり、今のアイドルシーンをリードする存在になりました。
デビューシングルのこの曲のボーカルは五城目町出身の生駒里奈さん。
意外性と純朴さがウリの彼女の適用は結果的に大当たりでした。
「 ぐるぐるカーテン 」楽曲についての詳細は、音のブログの過去記事をご覧ください。
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次回は山形県の歌をご紹介します。