47都道府県別の県民歌と代表的なご当地ソングの紹介の第三十三回目です。
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今回は奈良県の県民歌とご当地ソングを取り上げます。
大和は国の真秀ろば 奈良県
都道府県民の歌「 奈良県 」
「 奈良県民の歌 」
作詞:萩原四朗 作曲:福島正二
1967年に歌詞の一般公募がおこなわれたものの、当選作の他の歌との類似性が認められ、改めて作詞・作曲を経て翌1968年に制定された奈良県の歌。
それが所以か扱いも存在も希薄で、サイト上での音声データも見つけられませんでした。
奈良県のご当地ソング
「 旅愁〜斑鳩にて〜 」布施明
作詞:松本隆 作曲:川口真
1977年9月5日に発売された、布施明さんの39枚目のシングル曲。
タイトルのまんま、斑鳩地方をモチーフにしたご当地ソング。
同年の紅白歌合戦出場にて歌唱しています。
「 まほろば 」さだまさし
作詞・作曲:さだまさし
1979年4月10日発売、さだまさしさん4枚目のアルバム「 夢供養 」収録曲。
親交があった古代史研究家兼詩人の宮崎康平先生からお褒めの言葉をいただいたと、さださんはことあるごとに言いふらしている自慢の歌。
この歌が4拍子であってはならぬ必然の3拍子の理由は、別の機会に詳しく取り上げたいと思います。
「 嵯峨野さやさや 」タンポポ
作詞:伊藤アキラ 作曲:小林亜星
1975年7月25日発売、姉妹フォークデュオ・タンポポの1stシングルソング。
透き通るような美声が心に響く隠れた名曲で、種々の理由でメディアで取り上げられることがほとんど無いことが残念です。
「 輝( かがやき ) 」佐橋俊彦
作曲:佐橋俊彦
2005年から放送された「 仮面ライダー響鬼 」のオープニングテーマ。
稀有なインストゥルメンタル・ナンバーであることが話題になりましたが、物語そのものも従来の仮面ライダーとは別物すぎる路線とファンの間で喧々諤々。
放映当時はハナオも「 なんだこりゃ? 」と訝しがりましたが、のちに見直して( 前半のみ )大好きになりました。
“猛士”の拠点として吉野の地名が何度も登場していました。
「 風笛 」宮本文昭
作曲:大島ミチル
1999年から放送されたNHK連続ドラマ小説「 あすか 」のオープニング曲。
オーボエによるインストのテーマもナレーションも、大河ドラマを思わせる演出。
名前どおり明日香村出身のヒロインの大人時代を竹内結子さんが演じました。
「 もういちど教えてほしい 」ユリアーナ・シャノー
作詞:金子修介 作曲:大谷幸
1999年に公開された金子修輔監督作品「 ガメラ3 邪神覚醒 」のエンディグテーマ。
高市郡の架空の地“南明日香村”で物語は展開します。
ガメラとギャオスの渋谷戦闘シーンの迫力には度肝を抜かれました。
「 スモルワールドドロップ 」Annabel
作詞:Annabel 作曲:myu
2013年4月24日発売、Annabelの6枚目のシングル曲。
荻原規子先生原作のTVアニメ「 RDG レッドデータガール 」の主題歌に使われました。
電気機械に徹底的に嫌われたヒロイン:泉水子は、中学生までは熊野の山奥に籠って暮らしていました。
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次回は和歌山県の歌をご紹介します。