昨日今日はじまったことではありませんし、既に幾度も論われていますが、一向に改善が為されていないので、いまさらですが言わせていただきます。
あ、その前に、ちゃんとコマーシャルしておかないと。
4年に一度のバレーの祭典、オリンピック・世界選手権と並ぶ世界3大大会のひとつ、FIVBワールドカップバレー開催中!
世界中から選ばれた12ヶ国のトップチームが総当たりで順位を争う注目の大会、フジテレビ系列で生中継絶賛放送中です。
こんなもんでいいか。
さて、では本題に入ります。
- 頑張れニッポン( 女子 )!中田ジャパンの苦しい戦い
- とにかくいろいろうるさいワールドカップバレー
- バレーボールとアイドルグループのコラボの是非
- やる気さえあれば静かにできる?ワールドカップバレー
- まとめ
頑張れニッポン( 女子 )!中田ジャパンの苦しい戦い
地上波のゴールデンタイムでは、視聴率が稼げる女子しか放送していませんので、記事のテーマ上からも女子バレーボールチーム = 中田久美ジャパンに限った話にさせてください。
中田ジャパン( 世界ランク6位 )は9月18日までの時点で4試合終わって2勝2敗。
初戦はドミニカ( 世界ランク10位 )に3-1と順当に勝ったものの、第2戦は格上ロシア( 世界ランク5位 )にフルセットの2-3で惜敗、まぁここまでは予想どおり。
ところが、第3戦では開幕2連敗の韓国( 世界ランク9位 )に1-3でまさかの敗戦。
雑多な意味で今一番負けて欲しくないライバル国( 逆に日本はあの気概を見倣って欲しい )にスコア以上の惨敗で、外野からも寄ってたかって中田ジャパンはボッコボコ。
第4戦でカメルーン( 世界ランク17位 )を3-0で一蹴するも、チームも監督も選手も日本国民もすっきりいかない秋の空。
ハナオは見るのもやるのもバレーボールは大好きですが所詮は素人、技術論はこれっぽっちも語れません。
せいぜい、ビール片手にTVに向かって「 トスが低いよ! 」とか「 あのカワイイ子出してくれ~ 」などとヤジを飛ばすのが精一杯。
ただし、上に書いたとおり戦績がいまひとつパッとしないこともあってか、今年のワールドカップバレーはいつも以上に雑音が気になります。
とにかくいろいろうるさいワールドカップバレー
なかなかスカッと勝てない中田ジャパンのイライラに拍車をかける過剰な演出の数々。
とにかく考えうる限りのうるさい演出を「 これでもか! 」とばかりに被せてきます。
個人的な賛否は置いておいて、まずはそれら演出の数々を挙げてみます。
1)某大手芸能事務所所属のアイドルグループの会場ライブ、終了後そのまま居残って応援サポーター。
2)会場の応援を煽る絶叫系DJ。
3)観戦ファンが揃って打ち鳴らすスティックバルーン。
4)サーブ時の「 そーれ! 」の掛け声。
5)実況そっちのけで選手・解説ゲスト・ベンチリポーターのヨイショに忙しいアナウンサー。
6)上の全員揃って、忖度たっぷりいつでもどんなときでも前向きコメント。
もちろん、それぞれにキャスティングの理由があり、ハナオ個人としてもすべてを否定するわけではありませんが、ご機嫌斜めの今大会ではどれもこれもが苛立ちを助長させる不快要素にすぎません。
も少し静かにバレーできないのかよ!
バレーボールとアイドルグループのコラボの是非
上記6項目の中で、もっともバレーボールファンおよび視聴者から冷遇されているのが、1)の某大手芸能事務所所属のアイドルグループが絡んでくる件でしょう。
このミスマッチなコラボの目的は言わずと知れた客引きのため。
実際、昨年9月のTBS主催で開催された同事務所抜きの世界バレーは会場が空席だらけだったそうです。
大赤字で大会自体が開催されなくなっては元も子も無い。
大人の思惑が絡めば行き着く先はお金です、夢の無い話で申し訳ありませんがそれが真実です。
そもそもワールドカップに関わらず、世界規模のバレーボールの大会の多くがなぜ日本で開催されているかというと、他の国では観客動員が見込めないからです。
そんな日本でさえ、バレーボール単体ではそれほど客が呼べず、某芸能事務所の集客力におんぶにだっこの実情なのです。
前述の世界バレーしか開催されなかった昨年2018年の日本バレーボール協会の収支は7億2000万円の赤字。
今年2019年の予算が3億9000万円の赤字、それでも赤字!
昨年と今年の差額は3億3000万円、この数字が表している要因は何かと考えてみたとき、ハナオには某大手芸能事務所以外に要素が思いつきません。
従って、1)に関しては“我慢するしかない”が答えです。
一応申し上げておきますが、ハナオ自身はファンには非ずとも、某大手芸能事務所のアイドル・タレントに対しては結構好意的な目で見ています。
それでもワールドカップバレー放送での場違いなギャップに持ちこたえられるだけの耐久性は有していないので、彼らの見せ場が終わるまではザッピングで対応しています。
やる気さえあれば静かにできる?ワールドカップバレー
残る5項目についてはどうにかなります……やる気さえあればおそらく。
まず、個人的にもっとも受け付けないDJは即刻廃止!
昨年からはじまった卓球のTリーグでも、DJを採用していて閉口しました。
しかも、ホームチームの選手個人名をただ連呼するだけというセンス皆無の煽りに二度がっかり。
バレーボールの悪しき慣例が更なる拡散を見せる前に、なにとぞ先陣を切ってDJを廃止して欲しいと思います。
スティックバルーンの使用推奨は当然売上収入目当てがあります。
会場内で売っているスティックバルーンは1個( 2本入り )で300円。
たとえば、メイン会場の横浜アリーナに1万2000人( フルキャパではない )の観客が押し掛け、その全員が購入したとすればスティックバルーンだけで360万円!
ハナオが1年間汗水垂らして働くに等しい金額を、あのパカパカうるさい風船が1日で稼いでしまうのです。
応援は拍手で良いような気がしますが、濡れ手で粟の美味しいグッズ販売を中止させるのはちょっと無理かな~。
サーブの時に「 そ~れ! 」は運営が中止させれば済む話です。
ま、あの程度ならそれほど気に障る所業でもありませんが。
ワールドカップバレーの放送サイドの解説・ゲスト・ベンチリポーターはあんなにいりません。
だってみんな同じことしか言ってないでしょ?
アナウンサーの実況が疎かになるのは、あちこちへ話を振るホスト役もこなさなければならないことにも原因があります。
放送席には、気の効いたしゃべりすぎない解説がひとりで十分です。
あと、「 ○○さんはいついつの大会でメダルを獲得したときチームのセッターを務められていましたが…… 」( 注:左記はあくまで例えです )とか、どう考えても不要な接頭語で解説者やリポーターをヨイショをするのは本当に理解不能です。
さっさと意見を聞いてもらえれば良いのに、その長ったらしいお世辞の間にワンプレー終わってしまうよ!
持ち上げなければ気の利いたコメントがもらえないような解説やゲストだったら使わないでください。
アナウンサーひとりで淡々と実況してもらった方が、絶対視聴率が上がりますって。
不味いプレーの連続でボロカスに負けているときのそれでも前向きコメントって、結構視聴者の気持ちを逆なでしているのではないでしょうか?
チームの監督やコーチや選手も狭い業界の顔見知りだし、中には親しい友人もいるだろうし、いざ自分がチームを率いる立場になったとき同じように責められるのが嫌で予防線を張っているのかもしれませんけど、悪いときは悪い、いけないときはいけないってちゃんと言って欲しいです。
大相撲では、昔の神風さんや玉の海さん、今だと北の富士さんなど辛口解説者はいずれも高い人気があります。
基本褒めるスタンスで解説されている舞の海さんが、激推ししていた大関の豪栄道が初日に大きな相撲を取って惨敗したときに、「 上背が無い、手は短い、脚も短い。少しは自分の体形を考えて相撲取ったらどうなんでしょうね? 」の一刀両断ぶりには、拍手を打ちながら抱腹絶倒いたしました。
そうなんです、視聴者が望んでいるのは“知らないことや気づかないことをわかりやすく教えてくれる”“視聴者の気持ちを代弁してくれる”そういう解説者なのです。
美辞麗句で奉りオブラートで包んだ物言いばかりでは、聞いていてちっとも面白くありません。
もちろん、必要以上に貶したり、常に愚痴や悪口しか言わないのでしたら、まだ念仏みたいな耳に障らない解説の方がマシです。
アナウンサーは常に中立が求められますが、その分解説が少々はっちゃけてもよろしいかと思いますよ。
あ、はっちゃけるのはたまですね、たまに。
ワンプレーごとにはっちゃけられては、“うるさいから静かにしてほしい”のに逆効果になってしまいますから。
まとめ
最期に、記事のテーマとは主旨がスレますが、ワールドカップバレーの良い点も挙げておきます。
まず、カメラワークと映像のデジタル処理。
じっくりチェックしたいプレーの場面再生も痒いところに手が届く親切さ。
文句無しです、素晴らしい!
「 へ~、今の技術だとこんなこともできるんだ 」と感心しつつ画面に見入ってしまいます。
あと……ま、あくまで、個人的な……えっと、ハナオが「 カワイイな 」と思った選手を、プレイに関係なくズームカメラが追っているのが多いこと♪
こちらのカメラのスイッチャ―さんは、ハナオと同じ嗜好の方なのかな?
良いですね~、これからも大会中、バンバンあの子をアップで抜いてください(笑)
?
以上、にしてもうるさいワールドカップバレー!イライラがどうにも止まらない、について、まとめてみました。
毎度毎度の乱文を、今回も最後までお読みいただきありがとうございました。