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「カッコマン・ブギ」ダウンタウン・ブギウギ・バンド

「カッコマン・ブギ」ダウンタウン・ブギウギ・バンド
作詞:奥山侊伸 作曲:宇崎竜童
1975年3月25日発売

 

こんにちは、草むしりが原因で腱鞘炎になりました……情けないな~、ハナオです。

 

今回のイントロが無い名曲たちは、ダウンタウン・ブギウギ・バンドの「 カッコマン・ブギ 」を取り上げます。

 

  

ダウンタウン・ブギウギ・バンドのシングル曲

「 カッコマン・ブギ 」はダウンタウン・ブギウギ・バンドの4枚目のレコード表題曲です。

 

ダウンタウン・ブギウギ・バンドの代表曲として有名なのが、デビュー曲の「 スモーキン・ブギ 」と「 港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ 」ですが、その「 港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ 」は当初「 カッコマン・ブギ 」のB面曲として収録されていました。

 

しかし、サビ以外の詞が語りという斬新さが話題を読んで人気に火が点き、わずか1ヶ月でA・B面をひっくり返して再発売され、「 カッコマン・ブギ 」にとっては不遇の展開となりました。

 

ダウンタウン・ブギウギ・バンドについて

ダウンタウン・ブギウギ・バンドは、リーダーの宇崎竜童が1973年が結成したロックバンドです。

 

リーゼントヘアにサングラス、ツナギを着たいかにも怖そうなお兄さんたちがギターを掻き鳴らす様に怯えつつも、面白いバンドが出てきたものだと思っていました。

 

彼らより少し前に登場した革ジャン姿のキャロルが更に怖そうに見えたので、ダウンタウン・ブギウギ・バンドの方に若干親しみやすさは感じていました。

 

実際にバンド自体も、バリバリのロックンロールプレイよりもコミカルな面がよりフューチャーされて売り出しを掛けられおり、それが後年グループが改名した原因となります。

 

他にもメンバーがコメディアンとコントをしたり歌謡番組でのフューチャーが多かったりと立ち位置が微妙なゆえ、正当な評価を得るまでに時間がかかりました。

 

ロックンロールでカッコマ~ン

「 カッコマン・ブギ 」のタイトルどおり曲調は「 ブギ 」( ブギウギ )。

 

しかし「 ブギ 」は時代背景や演奏形態によって広義に解釈されるケースがありますので、ここではもう少し絞って「 カッコマン・ブギ 」のリズムベースは「 ロックンロール 」。

 

コードはトニック・ドミナント・サブドミナントをメインに、一部ドッペルドミナントや関係調からの一時拝借コードが混じる程度のシンプルな構成です。

 

サブドミナントコードがmaj7ではなく7thなのは、ロックンロールの源流のひとつがブルースだからです……なんと不親切な説明( 笑 )

 

ブルースと7thコードの関係は、いずれここ音のブログの目で見て耳で聞く音楽理論の項目で詳しく取り上げる予定です。

 

曲の構成はA-B-C-間奏-A-B-C-D。

 

サビはCメロかな~、ちょっとわかりにくい。

 

A-B-Cはロックンロールでよく聴くパターン。

 

伴奏もシンプルにストレートな8ビートのドラム、ペンタトニックメインのウォーキングのベースギター、アップストロークでたまにオブリが挟まるギター。

 

一番目立つのがコーラスで、ひたすら「 カッコマ~ン、カ・カ・カ・カッコマ~ン 」。

 

バックにキーボードも聞こえますが、ダウンタウン・ブギウギ・バンドに担当者はいませんので、スタジオミュージシャンかと思われます。

 

間奏の前半はチャック・ベリーリフっぽいギターのリード、後半はホンキートンクのピアノにオーバーダブのグリッサンドの上降が2回。

 

短いブレイク後に足された4小節のブルース調のエンディングが実は「 カッコマン・ブギ 」の肝。

 

ビートが1本調子なだけに、これが無かったらだいぶ聴き栄えのしない曲になっていたことでしょう。 

 

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photo by 写真AC

 

こぼのぼこぼとぼばばはばなばんぶだば?

 ところで、2度のCメロの後ろにそれぞれ意味不明なセリフが入っているのが気になります。

 

これは当時一部で流行った「 ばびぶべぼ語 」と呼ばれた言葉遊びでして、単語や文章を1文字ずつ区切ってその後ろに同じ母音の「 ば・び・ぶ・べ・ぼ 」を足すというもの。

 

たとえば「 あした 」でしたら、「 あ 」「 し 」「 た 」の母音……わかりやすいようにローマ字にしてみます……「 A 」「 SI 」「 TA 」の母音「 A 」「 I 」「 A 」と同じ母音の「 ば・び・ぶ・べ・ぼ 」=「 BA・BI・BU・BE・BO 」を、それぞれの言葉の後ろにくっつけて話ます。

 

つまり、「 あした 」が「 あばしびたば 」に変わるわけです。

 

「 カッコマン・ブギ 」の先述のセリフはこの「 ばびぶべぼ語 」変換がかかっています。

 

2コーラス目のセリフは「 がばんばばばれべよぼ 」。

 

したがって「 ばびぶべぼ語 」を抜くと「 がんばれよ 」になります。

 

しかし、1コーラス目のセリフがどうしても聴き取れません。

 

CDとライブ動画を何度も聴き直し、再生速度を1/2に落としてもわかりません。

 

聴き取れた部分だけを言葉にすると「 か・ば・○・ぼ・さ・ば・こ・ぼ・い・び 」、「 ばびぶべぼ語 」解除で「 か○さこい 」、なんだこりゃ?

 

2文字目の後ろが「 ぼ 」なので、「 お 」段の言葉なのはわかりました。

 

それと、「 さ 」と「 こ 」の間に小さな「 っ 」が入る可能性があり、最後の「 い 」後ろは「 - 」と伸ばすのかもしれません。

 

これら物証から推理していろいろな言葉を当て嵌めてみましたが、どうしても知っている単語になりません!! ギブアップ!!

 

ただ、CD音源では最初の言葉は明らかに「 か 」なのに、ライブバージョンではギターの和田は「 さ 」と発しており、実は適当な単語を叫んでいるだけな可能性もアリです。

 

演奏時間2分25秒。

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。