ここしばらくインフルエンザにKOされて、隠遁生活を送っておりました。
病症では仰向けに寝転がったままスマホで観られるYouTubeが便利です。
視聴内容は専らディズニー、良い意味で毒にならず癒し効果もあるからでしょうか、気が付くとディズニーばかり観ていました。
その中でも投稿の数が多く目立ったのは、東京ディズニーシー( TDS )のアトモスフィア・エンターテイナーのファン・カストーディアルのパフォーマンスをゲストが映した動画です。
追っかけのファンがつくくらい人気のパフォーマーになっています。
ところで……
現在、TDSの常駐アトモスは以下の6組です。
◎東京ディズニーシー・マリタイムバンド
◎ファン・カストーディアル
◎ダイヤモンド・シスターズ
◎タイムトラベラーバンド
◎ウインド・ワンダラーズ
◎トレッキング・ミュージシャンズ
そもそものコンセプトが“いつどこに出現するのかわからない、ゆえに偶然会えたらラッキー”なアトモスなので数が少ない方がよりレア感は増すとはいえ、さすがにこれはちょっとさびしい気がします。
2001年9月4日、東京ディズニーシーのグランドオープン時にはなんと26組ものアトモスフィアが出現していました。
1回のインパークで何組のアトモスに会えるかチャレンジしたこともあります。
若干の思い出話も交えつつ、TDS開園時の全26組のアトモスたち振り返ってみます。
- 東京ディズニーシー・マリタイムバンド
- アッボンダンツァ
- イタリアン・フラッグスクワッド
- メイヤー・オブ・ポルト・パラディーゾ&フォトグラファー
- リビングスタチューズ
- シンギング・ゴンドリエ
- アルケミスト
- バッカニア・ブリガンズ
- ドッグサイドポーターズ
- スタテンアイランド・ラグタイムバンド
- タップハッピートゥー
- ドッグキャッチャーアクト
- ジャンプロープ・キッズ
- キャンプテン・サンディ
- セイラートリオ
- ファニーフィッシャーマン
- ウェザーホイール
- マッドサイエンティストバンド
- ウィンドチェイサーズ
- ミュージシャンズ・オブ・デルタ
- レインフォレスト・モンキーズ
- オリン&モンキー
- アルボル・エスピリトゥ
- デザートウィンド・プレイヤーズ
- ファルーク&キャメル
- ロックピープル
東京ディズニーシー・マリタイムバンド
唯一グランドオープンから現在まで活動を続けているアトモスです。
ディズニーシープラザで7つのテーマポートやイベントの音楽を奏でる12人編成のブラスバンドユニット。
クリーム色かかった白い衣装が格好良し。
アッボンダンツァ
アクロバチックな大道芸をコメディタッチで披露する旅芸人の一族。
メディテレーニアンハーバーのピアッツァ・トポリーノで見られました。
イタリアン・フラッグスクワッド
儀仗兵のいでたちの4人の旗手が、太鼓の音に合わせて大きな旗を振ったり空中に投げて交換したりの演舞を披露していました。
こちらもメディテレーニアンハーバーのピアッツァ・トポリーノがその舞台。
メイヤー・オブ・ポルト・パラディーゾ&フォトグラファー
お抱えの写真家を携えたポルトパラディーゾの市長が闊歩しながらゲストに挨拶をしてまわっています。
メディテレーニアンハーバー、ピアッツァ・トポリーノが市長さんお気に入りの場所だったようです。
リビングスタチューズ
石膏像のごとき白塗りのパフォーマーがじっと佇んでおり、近寄って写真を撮ろうとすると動いたり、こちらにちょっかいを出して来たりします。
メディテレーニアンハーバー右手、アクアダクトブリッジへ向かう高台に出現していました。
シンギング・ゴンドリエ
シンガーとアコーディオンの2人組のゴンドリエ。
パラッツォカナルでカンツォーネを響かせていました。
アルケミスト
アルケミストとは錬金術師のことですが、披露していたのはただの手品。
マゼランズ入口で地味にパフォーマンスしていました。
バッカニア・ブリガンズ
西洋の騎士ふたりがコミカルな剣劇を繰り広げます。
フォートレス・エクスプロレーションのルネサンス号船上がその舞台ですが、戦い?はマゼランズ店内にまで及ぶこともあったそうです。
ドッグサイドポーターズ
真紅のポーター服のアカペラ男性4人組。
アメリカンウォーターフロントのニューヨークエリアに出現。
クリスマスイベントでステージも務めていました。
スタテンアイランド・ラグタイムバンド
消防服に身を包んだクラリネット・チューバ・バンジョー・洗濯板の4人が軽快にラグタイムを演奏。
アメリカンウォーターフロントのニューヨークエリアがメインフィールドで、下の写真はクリスマスイベントステージ上の彼らです。
タップハッピートゥー
器材から流れる音楽に合わせて男女2人がタップダンスを披露。
ときおりキャラクターやほかのパフォーマーとの共演することもあったようです。
アメリカンウォーターフロントのニューヨークエリア、ブロードウェイに現れていました。
ドッグキャッチャーアクト
三輪自転車に跨った野犬捕獲員がプルートを追いかけまわします。
ハナオが会ったときは、ジャンプロープ・キッズと共演していました。
アメリカンウォーターフロントのニューヨークエリアに出現。
ジャンプロープ・キッズ
男女6人の子供たちが縄跳びで遊びながら様々な妙義を見せます。
主にマクダックス・デパートメントストア前でパフォーマンスを披露していました。
キャンプテン・サンディ
長靴を履いた元漁船の船長さん。
ハリケーンポイントライトハウス( 灯台 )前や、ケープコッド・クックオフ店内でギターやマンドリンなどを弾き語ります。
下の写真を撮った際は、アコーディオンの一種でコンサーティーノを呼ばれる珍しい楽器を弾いていました。
セイラートリオ
女子高生ではない水兵の方のセーラー服の3人組がアメリカ民謡などを演奏。
編成はギター・バイオリン・ベースのときと、リコーダー・アコーディオン・ベースのときがあり、ケープコッド・クックオフ前に出現。
ファニーフィッシャーマン
車輪のついた小舟で道を移動しながら、ゲストに愛嬌を振りまいたり尋ね物をします。
写真はケープコッドのピーコッド・ストリートでのものです。
ウェザーホイール
大きな車輪を使った気象関係のミニショーを開催……しているらしいのですが、何度見ても何をしているのか理解できませんでした。
ポートディスカバリー、ヨットクラブ前の広場でパフォーマンス。
マッドサイエンティストバンド
白衣に妙な帽子を被った科学者の集団。
格好はおかしくても演奏力はピカイチ。
グーフィー・チップ・デールとの共演が多く見られました。
ポートディスカバリで一番目立っており、固定ファンも多くいました。
ウィンドチェイサーズ
おかしなジャンピングシューズを履いてフォーメーションを組んでジャンプする3人組。
どうやら気象関係の実験をしていたらしい。
ポートディスカバリーに出現。
ミュージシャンズ・オブ・デルタ
南米系民族楽器を演奏する原住民たち。
ロストリバーデルタ内を演奏しながら走り抜けたり、カヌーに乗って通り過ぎたり、いつもあっと言う間にいなくなっていました。
彼らが一箇所で落ち着いて演奏することもあったのかな?
レインフォレスト・モンキーズ
大八車を引っ張って現れた猿たちが逆立ちしたりトンボを切ったりと、アクロバティックな軽業を見せてくれます。
いかにもロストリバーデルタらしいパフォーマー。
オリン&モンキー
上記の猿たちとその猿を捕まえに来たオリン博士のギャグコント。
ロストリバーデルタに出現。
アルボル・エスピリトゥ
角笛に導かれてのっそりと現れる樹木の精霊のパフォーマー。
ハナオが唯一出会えなかったアトモスフィアです。
彼?を探して結構ロストリバーデルタをうろつき回ったのですけどね~、残念。
デザートウィンド・プレイヤーズ
アラビアの大道芸人たち。
ジャグリングやベリーダンスを披露していました。
アラビアンコーストのサルタンズ・オアシスからシンドバッド・セブンヴォヤッジにかけての広場に登場。
ファルーク&キャメル
いかにも商売下手な露天商のファルークが手持ちの壺やトレーなどを売り始め、ついにはラクダまでお金で手放そうとするコント。
アラビアンコーストのカスバ・フードコート前の広場に店出していました。
ロックピープル
岩の肌をした人間らしき生き物がただゆっくりと動き回ります。
超レアキャラと言われていましたが、ハナオは二度遭遇しました。
センター・オブ・ジ・アース入口付近に出現。
以上26組、駆け足で紹介しました。
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また機会がありましたら、他のアトモスについてもアップしたいと思います。