今、巷ではインフルエンザが大流行中だそうです。
だそうです、と、まるで他人事のごとき書き出しになりましたが、ハナオ自身がしっかり感染してしまいました。
本日( 1月12日 )で4日目、薬が効いてきて若干症状は楽になったものの、あと数日は外出することができません。
感染者の実体験として、今年のインフルエンザがどのような症状だったのか、時間経過を追って詳しく書きますので、もし似たような感じで体調不良をお感じの方がいらっしゃいましたら、是非早めに検査を受けることをお勧めします。
感染1日目
1月9日( 水曜日 )。
例年、ハナオはこの時期になると花粉症が現れ、鼻水が喉に流れ込んで頻繁に咳き込むようになります。
この日は朝からそんな症状が出たので、また花粉症だな、くらいに思っていました。
ただ、あまりにも急に現れたので若干の違和感はありました。
気温が下がってきた夕方から少々の頭痛を覚え、これも花粉症の発祥につきものなのでさほど気になりませんでした。
ところが夜になるとストーブにしがみつきたくなるほどの猛烈な悪寒でガタガタと震えが止まりません。
熱を計ってみましたら、37度8分。
ひょっとしたらインフルエンザかの不安はちょっと頭をよぎりましたが、その割には熱が少し低いかな。
ともあれこの日は、花粉症の薬だけ飲み、午後9時前に就寝して明日の仕事に備えました。
なお、食欲は普通で3食とも通常と同じ量を摂っています。
感染2日目
1月10日( 木曜日 )
目が覚めてすぐに熱を計ったら35度6分、平熱でした。
熱は下がっていましたが、足腰を中心に体の節々がギシギシと痛く、若干の頭痛と倦怠感があります。
それでもこの熱ならインフルエンザでは無いだろうし、他の症状は花粉症の薬の副作用かもしれないし。
頑張って出勤しましたが、片道20分ほどの車の運転中にめまいに似たふらつきを何度も感じ、この段階で「 ああ、これは仕事できないな 」と覚悟しました。
この日は日中の最高気温も4度と厳しい寒さだったせいもあって、会社にいるときはストーブに張り付いていましたし、なにしろめまいのせいでパソコンの画面がまともに見られません。
結局午前中で早退し自宅へ戻りましたが、帰路は何度も途中で休みながらやっと運転する始末。
帰宅後は寝るのみ。
食欲はまったくなくなり、ご飯がふたくちも喉を通りません。
熱は夜測ったら37度5分でした。
ん~、気温の低下と反比例して体温が上がってきたのかな?
インフルエンザにしてはまだ低いような気がします。
この段階での症状は……
・夜のみ37度超えの熱
・鼻水( 喉に流れ込んで激しい咳を連発 )
・足腰の痛み
・食欲減退
・頭痛
・倦怠感
・めまい
翌日も仕事になりそうもないので会社を休むことにし目覚ましアラームをOFFにしました。
何も食べられないので栄養補給も兼ねてスポーツドリンクを枕元に置き、夜中目が覚めたときにそれを摂るようにしていました。
感染3日目
1月11日( 金曜日 )
起床午前9時半。
すぐに熱を計ったら37度ジャストでした。
朝食はかまぼこひときれのみ、まだ食欲が戻りません。
着替えて近所にある内科医に向かい、インフルエンザの検査を申し込ます。
問診の医者から「 今、流行していますからね、熱がこれくらいで高熱にならなくても疑ってみた方が良いですね 」とのお話がありました。
そして、検査の結果は、お見事インフルエンザA型陽性!!
これで当分安静の隠遁生活が決まりました。
処方されたのはタミフル、そして総合感冒薬と沈痛解熱剤、胃粘膜保護剤。
夕食はバナナ1本とねぎとろ巻き1巻、そして投薬。
以降は爆睡モードに突入。
感染4日目
1月12日( 土曜日 )
起床は午前10時。
とは言っても寝る以外にやることがないので、いつが起床なのか判然としませんが。
熱は35度7分、薬のおかげか平熱に戻りました。
起床から1時間後の今の症状は……
・鼻水は収まるがまだ喉に粘着きがあり咳は出る
・足腰の痛みはだいぶ楽になる
・食欲は若干戻りお茶碗半分摂取
・頭痛は無くなる
・倦怠感は軽減
・階段の往復などちょっと動くとめまいがする
それでもこうしてパソコンで記事を書けるようにはなりました。
インフルエンザ検査をお勧めします
インフルエンザの検査にかかった費用ですが、今回のハナオは292点で若干高めです。
保険点数は1点が10円で、病院によって点数は変わります。
その他に初診料や医療管理費、年齢による負担額の違いなどもありますが、おおむね2000円くらいと思われます。
高熱が出なくても、いつもの風邪とちょっと違うなと思われたら検査を受けることをお勧めします。
音とインフルエンザ
さて、ここは音のブログなので少しは音に関する内容も書かなければ格好がつきません。
前回インフルエンザにかかった際は結構な高熱が出ました。
苦しむ病床で点けっぱなしのTVから流れてくる音がうるさくて仕方ありませんでした。
普段は気にならない音が気に障るこの症状は聴覚過敏と言い、インフルエンザに感染しているとき現れることも多いそうです。
そしてこのときのTV騒音?で一番耳に障ったのは、某クイズ番組でMCを務めていたYさんの声。
それまでは好きなタレントさんだったのに、この日を境に彼女の声を一切受け付けなくなってしまいました。
Yさんは、トーン高めで倍音に富んだよく通る声が特徴的。
大勢が一緒に話していても一番響く、内緒話がこそこそ話にならないタイプの声です。
かといって声の持ち主のYさんに一切罪は無く、ハナオも個人的に嫌いでは無いのに、こういうのをアレルギーっていうのですかね?
今でも彼女がTVに映ると反射的にチャンネルを変えてしまいます……。
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今回も最後までお読みいただきありがとうございました。