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「 LET THE RIVER RUN 」白鳥英美子

「 LET THE RIVER RUN 」白鳥英美子
作詞・作曲:Carly Simon
日本語詞:白鳥英美子 編曲:鈴木宏昌
1990年11月21日発売

 

兄弟は妹が1人いますが本当は姉が欲しかったハナオです。

 

今回のイントロが短い名曲たちは、白鳥英美子の「 LET THE RIVER RUN 」を取り上げます。

 

 

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「 LET THE RIVER RUN 」について 

オリジナルは映画「 ワーキング・ガール 」の主題歌

「 LET THE RIVER RUN 」は元々、アメリカの女性フォークシンガー、カーリー・サイモン作詞・作曲・歌唱の歌です。

 

1988年12月に公開された映画「 ワーキング・ガール 」の主題歌で、翌年にはアカデミー歌曲賞を受賞しました。

 

このときの日本での曲名は「 ステップ・バイ・ステップ 」でしたが、原曲の歌詞を直訳しても内容は符合せず、なにゆえこのタイトルに変わったのか理由は不明です。

 

のちに島田歌穂も同曲のカバーをリリースしていまして、こちらは「 ステップ・バイ・ステップ 」に合わせた歌詞がつけられています。

 

白鳥英美子版の方が、元歌に近いニュアンスの詞になっています。

 

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白鳥英美子について

白鳥英美子は、スクールメイツのメンバーとして芸能デビューをしました。

 

1969年に芥川澄夫とデュオのトワ・エ・モアを結成、「 或る日突然 」や「 誰もいない海 」などのヒット曲を生み出しています。

 

解散後、一時的な別ユニットでの活動や休養を経てからソロ歌手として活躍されています。

 

フォークソングをベースに、ジャズ、クラシック、童謡、アニメソング、ゲームミュージックと多岐に渡ってオリジナル・カバーを手がけ、またナレーションを担当したこともありました。

 

声は美しく澄んで力強く、歌唱力は一級品、英語の発音も滑らかと非の打ちどころが見当たりません。

 

逆にあまりにもスペックが高いがゆえ、何曲も続けて聴いていると心地善さに嵌り込んで、歌が耳を通り過ぎてしまいそうにさえなります。

 

ハナオは、若かりし頃にカメリアダイヤモンドのTVCMで彼女が歌うアカペラの「 アメイジング・グレイス 」を聴いたときの衝撃を今でも忘れられません。

 

白鳥英美子 パーフェクト・ベスト


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「 姉さん、事件です! 」

白鳥英美子が歌う「 LET THE RIVER RUN 」は、TBSドラマ「 HOTEL 」第1シリーズのエンディング歌とメインキャッチのモチーフとして使われました。

 

ひょっとしたら皆さんには、「 ワーキング・ガール 」主題歌としてよりこちらの方が馴染みが深いかもしれません。

 

石ノ森章太郎原作の映像化、主演は高嶋政伸( クレジットは松方弘樹、紺野美沙子が先 )。

 

ホテル東京プラトンの従業員・赤川一平の苦闘と成長を大映ばりにベタベタな展開で繰り広げる青春ストーリーで、今の時代には青臭くて仕方がないでしょうが、ハナオ個人はブラウン管に抱きついて観ていたほど大好きなドラマでした。

 

「 HOTEL 」は、ときおり放映される長編のスペシャルと併せてシーズン1~5まで製作され、シーズン4までは東京ディズニーリゾート・オフィシャルホテルの東京ベイヒルトン( 現ヒルトン東京ベイ )が撮影場所に使われていました。

 

どハマリしたドラマの舞台をひと目見んと、胸をワクワクさせながら見物に行きましたね~。

 

赤川一平みたいな元気一杯なベルボーイや水谷杏子( 菊池桃子 )を思わせるキュートなフロントクラークと知り合いになれるかもと期待していましたが、上品で物腰の柔らかい現実的な対応はしていただけました……。

 

ハナオは、のちにスカイPerfectTVのTBSチャンネルで再放映された「 HOTEL 」を録画し、今でもたまに視聴しております。

 

ドラマに酔い、騒動が解決し赤川一平や東堂マネージャー( 松方弘樹 )のストップモーションからエンディングの「 LET THE RIVER RUN 」が流れてくると、毎回胸に熱いものがこみ上げてくるのです。

 

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今回も最後までお読みいただきありがとうございました。