音のブログ

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「いばらきアマビエちゃん」可能性は無限大!どうせやるなら徹底的に

アマビエちゃんチラシ

茨城県HPより画像引用

 

8月18日の茨城県大井川知事の記者会見の中から、注目キーワードにあがってきた「 いばらきアマビエちゃん 」

 

厚生労働省から提供されている新型コロナウイルス接触確認アプリの「 COCOA 」とは、似て非なる……というか全然違うシロモノのメール通知システムのことです。

 

システムの内容に関しては、わかりやすいかはともかく公式サイトのコチラの方がさすがに詳しいのでご覧いただくとして、前述の知事の発言から利用の義務化と罰則に対してあるつぶやきがあがっていました。

 

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「いばらきアマビエちゃん」登録義務化は一部の事業者のみ

いばらきアマビエちゃんロゴ

茨城県HPより画像引用

 

先日茨城県は記者会見で発表した、不特定多数が出入りする店舗に茨城アマビエちゃんの導入などコロナ感染症対策の義務化を条例化し、行われない場合は罰則を検討している事に関して、ツイッター上では「職権の暴走」「なんて馬鹿な法律」など、一部で話題になっております

 

初っ端からツッコませていただきますが、大井川知事は「 罰則の検討をしている 」なんて発言していませんからね。

 

県民の皆さんは勘違いされませんように。

 

確かに罰則に関しての協議はあったそうで、いわく

 

「当初は必要と考えたが、いばらき自民党との調整の中で不利益処分に対する抵抗感が強く、公表にとどめた」

 

のだそうです。

 

つまり現段階ではお蔵入りということ。


それから、一部メディアが下のような見出しを付けていることがどうにも気に入りません。

 

いばらきアマビエちゃん 県民の登録義務化へ

 

いかにもそそっかしい誤解を生む文言で、これではまるで県民全員が登録義務化の対象みたいに読み取れてしまいます。

 

登録の義務化が検討されているのは一部の事業者のみです。

 

とはいえ、この「 一部の 」の但し書きがまたクセモノで、除外対象事業者になる基準がなんとも曖昧。

 

また、もしそれら事業者からクラスターが発生したらいちいち付け加え直すのか?など、裏にある大人の諸事情がチラチラ見え隠れして、すんなりは受け入れられません。

 

やるときは徹底的にやらないと意味が無い、中途半端なら混乱を招かないようやらない方がマシです。

 

まだ、条例案の骨子に過ぎませんので、9月の県議会定例会の上程までにしっかり煮詰め直していただきたいですね。

 

 

「いばらきアマビエちゃん」登録しない事業者に罰則は無いけれど

いばらきアマビエちゃん宣誓書

「いばらきアマビエちゃん」登録事業者宣誓書

 

前項にも書きましたとおり「 いばらきアマビエちゃん 」登録対象事業者がそれに従わないか、または登録しているのに“宣誓書”の提示をおこなっていない場合、3段階の措置を以っての対処を検討しています。

 

まず、は「 指導・助言 」。

 

「 登録の仕方や宣誓書の飾り方わかりませんか?こうですよ~ 」と優しく?教えてあげる感じのレベル1です。

 

それでも登録しなかったり宣誓書を出さないときは、「 この前も言いましたよね?早くやっていただかないと困りますよ 」とちょっときつめのレベル2で「 勧告 」をします。

 

条例に則ればこのレベル3は2と連動可能なようですが、最終手段として「 勧告 」にも従わないごじゃっぺは、その事業者名と所在地の公表するぞ!と脅しが入ります。

 

「 罰則 」って呼んではいけないみたいですけど、その実これは「 罰則 」ですよね。

 

念のため、ハナオは「 罰則 」の有無の正邪を唱えるつもりはありません。

 

及び腰でヘロヘロやらないで、英断を以って県の全事業者員を引っ張ってください、と申し上げたいのです。

 

玉虫色の解釈が施せる条文なんかいりません。

 

 

「いばらきアマビエちゃん」県民利用義務化と鼻先にぶらさげるニンジン

馬の鼻先にニンジンをぶら下げるイラスト

 

さて、「 いばらきアマビエちゃん 」は、利用する側の県民に対しても義務化が議案対象になっています。

 

ただ、事業者に科せられない「 罰則 」を利用者に押し付けられるはずもなく、「 義務化 」さえも牙を抜かれて「 協力要請 」に落ち着く公算が大です。

 

だって、レストランやモールやホテルの入り口で従業員が見張っていて、モバイルでQRコードを読み込まないと店の中に入れてくれない、とかできると思います?無理でしょ。

 

県もそれがわかっているゆえ、利用者に抽選で“豪華”プレゼントが当たる、つまり物で釣るなんていう愚策をひねり出してきました。

 

マジか!?

 

店や施設を利用するごとにいちいち携帯やスマホを取り出してバーコードを読み込む手間と、当選は発送を以って変えさせていただきますの景品で、皆さんはどちらを選ばれます?

 

そもそも面倒くさがり屋のハナオなんか、貰えるものが10万円分の商品券!とかなら一生懸命やるかもしれませんが……いやいや、そういう問題じゃないでしょ!

 

県民の大多数から不満だらけの、あのスッカスカの感染情報をもっと詳細に伝えることで注意喚起を促すという正攻法がなぜ執れない?

 

あ、そっか、正攻法が執れないから、県民の鼻先にニンジンをぶらさげるのか。

 

これは失礼。

 

余談ですが、ハナオは宣誓書が掲げてある店舗・施設はまだ一度も利用しておらず、もしそのような機会が巡ってきた場合には、プレゼントの応募なんか無くても必ずスマホでQRコードを読み込むつもりでおります。

 

 

「いばらきアマビエちゃん」県民の意見受付中

茨城県新型コロナウイルス条例案

茨城県HPより引用

 

「 いばらきアマビエちゃん 」利用義務化も含む、新型コロナウイルス感染防止の条例案については、8月31日まで県民の皆さんからの意見を公募しています。

 

詳しくは県HPのコチラからご覧になり、是非ご意見をお上げください。

 

 

「 いばらきアマビエちゃん 」のポテンシャルは無限、期待大!

アマビエイラスト

茨城県HPより画像引用

 

いろいろ厳しく物申させていただきましたが、スマホだけではなく2次元コードが読めるガラケーにも対応しているところが最大の評価ポイントです。

 

どうせ今年も都道府県人気ランキング最下位だろうの茨城県では、まだまだガラケーユーザーをウヨウヨ見かけ、年齢層が上がるにつれてその割合も高いと感じます。

 

あっちに配慮しこっちに遠慮しの今の仕様では物足りないものがありますが、これからできることは多く可能性は無限大です。

 

他都道府県に先駆けて是非手本となる実績を作って欲しいと願っています。

 

 

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今回も最後までお読みいただきありがとうございました。