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白鵬五輪化粧まわしで猛烈PR?東京オリンピック土俵入りに虎視眈々

9月30日に両国国技館で催された「 第78回全日本力士選手権 」で白鵬関が自身2度目の優勝を果たされました。

 

先日の大相撲九月場所・秋場所では、右手小指を骨折し2日目から休場しましたが、たった3週間でトーナメントに勝ち抜いて栄冠を手にするとはさすが横綱!

 

5番勝ち抜いての優勝に、ご本人いわく「 いい稽古になった 」。

 

再来月からはじまる大相撲九州場所での活躍が大いに期待できます。

 

ところで……。

 

選手権大会開催前、白鵬関は明治神宮での奉納土俵入りに於いて、来年2020年に開催される東京オリンピックをシンボライズした新化粧まわしを披露しました。

 

ん?

 

んん?

 

んんん!?

 

これって一体どういうことなのでしょうか?

 

 

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白鵬関の五輪化粧まわし画像

まずは上記の奉納土俵入りで披露されました、横綱白鵬関の東京五輪新化粧まわしをご覧ください。

 

白鵬の東京五輪化粧まわし

画像転用 https://www.nikkansports.com

 

一番目立つ中央にデザインされているのは白いオオカミ。

 

モンゴルではオオカミは「 出会うと幸運が訪れる 」と言われ、神聖な動物として崇められています。

 

白鵬が関取になって2年後に帰省のおりに白いオオカミと遭遇し、その直後に当時の横綱朝青龍から初めて金星を挙げたことがあり、深い因縁があります。

 

オオカミの上には日本とモンゴルの国旗。

 

9月3日に帰化し日本国籍を取得したばかりの白鵬関、両国に対する思いも一入なのでしょう。

 

と、ここまでは良いとして、その上の5つの輪っかと「 2020 」の文字はなに?

 

 

五輪化粧まわしは許認可取得済み?

白鵬関が来年開催の東京オリンピックの開幕イベントで横綱土俵入りの披露を熱望している話は、かなり以前より耳にしてきました。

 

辛口貴兄の皆さんは、前述の日本帰化も五輪土俵入り実現のための一里塚に過ぎない!などと揶揄されていたようですけど、さすがにそれは発想が飛躍しすぎでは無いかと感じていました。

 

引退後の一代年寄株の取得と白鵬部屋開設のための手続きに過ぎない、三本締めやら万歳三唱とかは単なる愛嬌、日下開山を見くびってもらっては困ります。

 

ところが今日の化粧まわしにはマジびっくり!

 

このいかにもなデザインは、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の承認をきちんと取られているのでしょうか?

 

ニュース記事のどこを見てもその手のアナウンスが見つからないのですが。

 

もし未認可ならば、当然クレームが上がってくるはずです。

 

日本相撲協会も上記と同じ公益財団法人ですから、その誼(よしみ)でこのくらい?のことでは口酸っぱく注意したりはしないのかも。

 

逆に認可が下りているとしたら、これって民意はさておき、法人レベルで既成事実化に向けて前進していると裏読みしたくなります。

 

 

東京オリンピック土俵入りへの猛アプローチ

次にこの化粧まわしが白鵬関個人で勝手に作ってしまったものだとしたら、前項以上に大問題になりはしないのかなぁ……。

 

もっともこの手の品は、後援会などタニマチからの贈呈がほとんどで、同五輪化粧まわしにも一番下に贈り主と思われる個人のお名前が刺繍されています。

 

横綱だって分別をお持ちでしょうから、事前に「 ちょっとこれ着けちゃマズイんじゃないの? 」と苦慮されるはずですから、マスコミが記事に取り上げているということは上に書いてきたことは全部杞憂なのかもしれません。

 

ただ、いずれにしても、誰がどう考えても、これは白鵬関が東京オリンピックで土俵入りを披露したいという願望の現れであるのは間違いがありません。

 

そして、好角家はまだしも、土俵入りそのものがオリンピックプログラムに組み込まれているか否かもわからない今の段階で、あからさまなアプローチを見せられた日本国民の多くが好意的に受け取るのはちょっと難しいのではないかと思ってしまいました。

 

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同件に関しては、今後も引き続き経過を観て取り上げてまいりたいと思います。

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。