皆さんは、ご自分の生誕地や長年お住まいの地域の「 都道府県民の歌 」をご存じでしょうか?
ハナオは生まれは栃木県ですが、長年過ごしたがゆえ心も体もすっかり茨城県民で「 茨城県民の歌 」は歌えたりします。
大学の同級生で某県A市出身のF君は「 おらが県民の歌なんか知らん 」と言っていましたが、彼は故郷に愛着や感心が無かったのだろうか?
まぁ、「 都道府県民の歌 」などは歌う場面も聴く機会もそうそうあるものでは無いし、知らなくたって恥ずかしいわけでも……いや、せめて出身地と名乗る都道府県の歌くらいは知っておきましょう。
というわけで47都道府県の県民歌と、代表的なご当地ソングをご紹介いたします。
まずは北から順番に、今回は北海道です。
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でっかいどう 北海道
都道府県民の歌「 北海道 」
北海道には都道府県民歌がなんと3つも存在します。
道民の強い希望により北海道百年を記念して関係者協議のうえ「 北海道民のうた 」を設定しました。
1967年5月27日に同時発表しています。
「 光あふれて 」
作詞:太田武彦 作曲:中村八大
北海道のうた“行進曲”編。
北海道主催のイベントや体育大会で演奏され、実質これが「北海道のうた」として認知されています。
「 むかしのむかし 」
作詞:広瀬龍一 作曲:中田喜直
北海道のうた“ホームソング”編。
軽快で明るくいつでも楽しく歌えるものがコンセプトで、入植者の生活ぶりと現在の繁栄を描写した歌詞になっています。
「 北海ばやし 」
作詞:清原千晴 作曲:廣瀬量平
北海道のうた“音頭”編。
制定当時に他県で音頭が流行していたことから右へ倣って採用。
北海道のご当地ソング
「 函館の女 」北島三郎
作詞:星野哲郎 作曲:島津伸男
タイトルの読み方は「 はこだてのひと 」で、演歌界の大御所北島三郎さんの大ヒット曲、レコードは140万枚も売り上げました。
「 北の国から 遥かなる大地より~蛍のテーマ 」さだまさし
作詩・作曲:さだまさし
イントロが短い名曲たちのコーナーでも取り上げました、ドラマ「 北の国から 」のメインテーマ。
舞台はもちろん富良野です。
北の国から オリジナル・スコア・ヴァージョン 完全盤
「 大空と大地の中で 」松山千春
作詞・作曲:松山千春
さだまさしの「 北の国から 」と並んで北海道を代表するフォークソング。
2017年、新千歳空港にて出発が遅れたANA機内での神対応アカペラ熱唱はもはや伝説となっています。
「 知床旅情 」加藤登紀子
作詞・作曲:森繁久彌
学校の音楽教科書に採用されるほどの、もはや国民的スタンダードナンバー。
三拍子でゆったりと流れる旋律が心地よい~。
おときさんの包み込むような優しい歌声は本当に癒されます。
ゴールデン☆ベスト TOKIKO'S HISTORY<
「 落陽 」吉田拓郎
作詞:岡本おさみ 作曲:吉田拓郎
“苫小牧発仙台行きフェリー”このフレーズのインパクトは極大でした。
ハナオもギター弾き語りで100回くらい歌っています。
「 二人の北海道 」カントリー娘。
作詞:森高千里 作曲:つんく
カントリー娘。のデビュー曲。
リリース直前に柳原尋美さんが事故で帰らぬ人となったため初期メンバー唯一のシングルとなりました。
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次回は青森県の歌をご紹介します。