47都道府県別の県民歌と代表的なご当地ソングの紹介の第三十六回目です。
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今回は島根県の県民歌とご当地ソングを取り上げます。
10月は神在月 島根県
都道府県民の歌「 島根県 」
「 薄紫の山脈 」
作詞:米山治 作曲:古関裕而
1951年、公募した詞に作曲し制定された島根県の県民歌。
3番の歌詞に「 九十万(の人口) 」のフレーズが出てきますが現在は20万人以上減少しており、度々論われています。
島根県のご当地ソング
「 案山子 」さだまさし
作詩・作曲:さだまさし
1977年11月25日発売、さだまさしさんソロの4枚目シングル曲。
一時期、さだまさしさんが「 一番好きなご自分の歌は何ですか? 」と質問された折に、いちいち考えるのが面倒ゆえ答えに用意しておいたのがこの曲でした。
実際、詩・曲・アレンジとも完成度が高く、ファンのみならずプロ・アマのミュージシャンからも評価されている名作です。
Aメロに登場する風景は、津和野をイメージしているそうです。
「 津和野ひとり 」森昌子
作詞:山上路夫 作曲:新井利昌
先日引退宣言をされた森昌子さんの26枚目のシングル曲。
1978年6月1日発売。
前述の「 案山子 」同様、“小京都”津和野を題材にした歌は数多くあり、この「 津和野ひとり 」は代表曲といえるでしょう。
森昌子さんご自身も歌謡番組などでよく歌われています。
「 哀愁湖畔 」三橋美智也
作詞:阿久悠 作曲:川口真
1976年に発売したアルバム「 城下町の女 」収録曲。
全12曲中11曲がご当地ソングで、「 哀愁湖畔 」は島根県のご当地ソングでした。
テーマとなっているのはもちろん宍道湖です。
「 縁の糸 」竹内まりや
作詞・作曲:竹内まりや
2008年11月26日発売、竹内まりやさんの37枚目のシングル曲。
同年のNHK連続ドラマ小説「 だんだん 」の主題歌で、物語の舞台の島根は竹内まりやさんの出身地でもあります。
また、2013年には「 愛しきわが島根 」というご当地ソングを提供しています。
出雲市役所の売店等の地域限定発売品で、現在ではネット購入はできないもようです。
「 だんだん 」六子
作詞:秋元康 作曲:後藤次利
松江出身のシンガーソングライター六子さんの、ちょっとばかり制作経緯がややこしい、でも代表曲のうちのひとつ。
“だんだん”とは島根の方言で“ありがとう”の意味です。
上記のNHK連続ドラマ小説「 だんだん 」の挿入歌でもあり、六子さんもストリートミュージシャン役で出演されていました。
実はハナオはこっそり彼女のファンでして、CDも何枚か所有しております。
「 Always Be With You 」角松敏生
作詞・作曲:角松敏生
2002年5月22日発売、角松敏生さん22枚目のシングル曲。
以前、ここ音のブログで同曲について取り上げております。
2002年に公開された、実話を元にした映画「 白い船 」の主題歌として作られました。
物語の舞台は塩津、美しい風景と心優しい人たちが登場する心現れる映画でハナオ個人も好きな作品です。
2013年にはデジタルリマスター版Blue-rayが発売されています。
「 帰りたくなったよ 」いきものがかり
作詞・作曲:水野良樹
2008年4月16日発売、いきものがかりの9枚目のシングル曲。
芦原妃名子先生の漫画作品を原作とした映画「 砂時計 」の主題歌。
物語の舞台は現在の大田市で、仁摩サンドミュージアムにはTVドラマ版出演者のサインが飾られています。
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次回は岡山県の歌をご紹介します。