音のブログ

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「 翼をください 」赤い鳥

「 翼をください 」赤い鳥
作詞:山上路夫 作曲:村井邦彦
1971年2月5日発売

 

こんにちは、クセの摺り足のせいでいつもどこかにつまづいています、ハナオです。

 

今回のイントロが短い名曲たちは、赤い鳥の「 翼をください 」を取り上げます。

 

なお、このブログでは「 短いイントロ 」の定義を、長さが2小節以下のもの、として扱ってまいります。

 

 

ポプフェスのために作られた歌

「 翼をください 」は、フォークグループ赤い鳥の4枚目のシングル「 竹田の子守歌 」のB面としてリリースされました。

 

元々は赤い鳥のためにではなく、作詞・作曲の山上・村井コンビが1970年に三重県で開催された「 合歓(ねむ)ポピュラーフェスティバル 」での歌唱用として作った歌でした。

 

ディズニーソングばりに真っ直ぐな心を朗々と歌い上げる正統派? の名曲で、学校向け音楽の教科書にも掲載されています。

 

ハナオも中学3年生のとき、校内クラス対抗音楽祭で「翼をください」を歌い、選曲が良かったのか優秀賞( 位置づけ的には金メダル )をいただきました。

 

この歌が世に出てから既に40年ちかく経っているにも関わらずいまだに合唱曲として非常に人気が高く、ネットで合唱用の楽譜をちょっと検索しただけでもドバドバ出てきます。

 

合唱は門外漢のハナオですが、「 翼をください 」は肺活量が要求される、つまり息継ぎが難しい歌だと思います。

 

上記の合唱の際、指導してくださった先生の指示した息継ぎの位置に内心不満を抱いておりました。

 

歌の冒頭の4小節部分、ここに2回ブレスをはさむようにと。

 

歌っているのが素人の子供たちゆえの大甘処置だったとは思いますけど、ここは気合のひと息歌い切りでしょ~!

 

とか偉そうなこと言いつつ、逆らってノーブレスで歌っていたハナオは酸欠一歩手前でしたが……。

 

歌詞のバージョン違いについて

まずは「翼をください」の歌詞全文を引用します。

 

いま私の願いごとが かなうならば翼がほしい
この背中に鳥のように 白い翼つけてください

この大空に翼をひろげ 飛んで行きたいよ
悲しみのない自由な空へ
翼はためかせ行きたい

 

いま富とか名誉ならば いらないけど翼がほしい
子供のとき夢見たこと 今も同じ夢に見ている

この大空に翼をひろげ 飛んで行きたいよ
悲しみのない自由な空へ
翼はためかせ行きたい

 

この大空に翼をひろげ 飛んで行きたいよ
悲しみのない自由な空へ
翼はためかせ行きたい

 

作詞:山上路夫
「 翼をください 」より

 

上記がフルバージョンといわれている歌詞ですが、赤い鳥のシングル盤では2番出だしの「 いま富とか~翼がほしい 」の一行部分が収録されていません。

 

その理由に関しては諸説出回っています。

 

道徳上の問題とか、歌詞が出来上がった経緯とか、EPへの収録時間に合わせたとか。

 

しかしどの説も「~だと思う」「~ではないか」とソースの裏付けが弱く、核心に至っているとは言い切れません。

 

「翼をください」は多くのアーティストがカバーするのみならず赤い鳥本人たちのリテイクもあり、歌詞はフル・2番短縮・1番をも短縮とバージョン違いが存在します。

 

ちなみにハナオが合唱で歌ったのはフルバージョンのものでした。

 

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シンプルすぎるアレンジ

「 翼をください 」の編曲および器楽アレンジは極めてシンプルです。

 

イントロはピアノでのブロックコード4分弾きが4発のみ。

 

歌い手が赤い鳥ですから伴奏はコーラスが主体で、4リズムはテンポとコードを押さえる程度ででしゃばりません。

 

間奏はホルンが伸びのある音でリードを奏で、これも短い4小節。

 

2番でサビを繰り返し、そのまま歌はフェードアウト……。

 

アマチュアアレンジャーの分際で失礼ながら「 もうちょっと何かやってください 」とツッコミたくなるほどの超シンプルなアレンジです。

 

元が合唱曲だからですかね~、それとも前出のレコード化の録音時間制限がゆえなのでしょうか。

 

演奏時間2分41秒。

 

短い。

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。