1月20日の「 関ジャム 完全燃SHOW 」で人気の恒例企画「 売れっ子音楽プロデューサーが選ぶ！2018 年間ベスト10 」がオンエアされました。
この番組の同特集で紹介されのちにブレイクしたミュージシャンも多く、ハナオも音楽業界の端っこにひっかかっている身として先見の妙を磨かんと注目しております。
今回紹介された28組(ダブり2組あり)の中で個人的にもっとも気になったのは、いしわたり淳治さんが第10位に選出した杏沙子さん。
「 花火の魔法 」( 作詞・作曲：杏沙子 )のいしわたり淳治さん評。
サビの「花火の魔法にかかってしまえ わたしの病を患ってしまえ」という表現、
「あなたのことを火傷させたいです。」というサビの仕舞い方、
とても上手いと思いました。
詞をワンフレーズ聴いただけではなんとも申せませんが、'80~90年代J-POPを思わせる旋律とアレンジ、優しくも伸びのある声、素直で癖の無い歌い方、そしてなによりもキュートなビジュアルがハナオにピタリとハマりました。
そこでもっと杏沙子さんについて知りたいと調べてみましたら、それもそのはずの驚きの音楽的バックボーンや、ちょっと気になる某芸能人との噂が明らかになりました。
彼女のプロフィールや今までの活動内容に加えて、音楽的ルーツや噂の検証も取り上げてみたいと思います。
杏沙子さんのプロフィール
杏沙子……「あさこ」と読みます。
いかにもなオシャレな芸名っぽいですが、実は本名でフルネームは蓮佛杏沙子( れんぶつあさこ )さんです。
1994年4月4日生まれで現在24歳、鳥取県の出身。
横浜国立大学在学中にアカペラサークル「Stairways」に所属、大学卒業後からインディーズで本格的に音楽活動を開始。
YouTubeにて公開した「道」「アップルティー」「マイダーリン」の3曲は総再生回数が600万回を数えています。
「道」
「アップルティー」
「マイダーリン」
そして昨年2017年7月11日にビクターエンタテイメントから今回の「 関ジャム 完全燃SHOW 」で紹介された歌がタイトルのミニアルバム「花火の魔法」でメジャーデビューしました。
杏沙子さんが敬愛する作詞家は?
ポップカルチャーの総合ニュースサイト「ナタリー」で杏沙子さんのインタビュー記事が掲載されています。
杏沙子さんにご興味をお持ちの方は是非一読をお勧めしますが、その中にとても興味深い内容がありましたので要約して紹介します。
好きな歌は松田聖子さんの「 瞳はダイヤモンド 」、特に歌詞が大好きで、この歌から興味を持って作詞家の松本隆さんの作品を分析するようになりました。特に松本隆流の“色まで感じ取れる”風景描写に魅力を感じています。
( 参考 ) ナタリー - ポップカルチャーのニュースサイト
以前、音のブログのイントロが無い名曲たちのコーナーでも松田聖子さんの「 瞳はダイヤモンド 」を取り上げ、松本隆さんの歌詞を徹底的に分析しました。
その内容に類似したことを杏沙子さんはインタビューで発言しているのです。
なるほど、彼女の歌を聴いた瞬間にシンパシィを感じたわけだ。
偶然の一致とはいえ、自分と同じ視点を持つ若い実力派シンガーを見つけられたことは嬉しい限りです。
杏沙子さんの今後の活動は?
杏沙子さんは2月13日に、1stフルアルバム「フェルマータ」をリリース予定、現在販売予約受付中です。
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今後はアルバムタイトルの「fermata」supported by JTBライブが、東京と大阪で開催されます。
3月15日（金）
大阪 OSAKA MUSE
開場18時30分 開演19時00分3月30日（土）
東京 shibuya O-EAST
開場17時00分 開演18時00分【一般発売】
2月23日（土）【席種】
オールスタンディング【チケット代】
前売り4,320円（税込／ドリンク代別）
また、女優の高橋ひかるさんが出演するTVCM“JTBついてる！Hawaiiキャンペーン”のCMソングに先に紹介したインディーズ時代に発表した曲「アップルティー」がニューレコーディングバージョンで使用されることが決定しています。
まさに昇り龍のごとく活躍の場が広がってきましたね。
ファン成りたてのハナオにとっても嬉しい限りです。
杏沙子さんはあの有名女優の妹?
ところで……
杏沙子さんの本名を知ったときに「 あれ? 」と思われた方いらっしゃるのではないでしょうか。
蓮佛杏沙子さん……どこかで聞いたことのある名前ですね～。
蓮佛美沙子さん。
2006年、大林宣彦監督作品「 転校生 -さよならあなた- 」で主役を務め、2006年にはNHK朝ドラ「ぺっぴんさん」で主人公の姉・坂東ゆりを演じた女優さん。
1991年2月27日生まれ、現在27歳です。
とても良く似た名前のおふたりですが、実はどちらも出陳地が鳥取県です。
珍しい苗字の「 蓮佛 」さんは日本全国におよそ110人いて、その多くはルーツを持つと言われる鳥取県鳥取市に在住だそうです。
同じ鳥取県の「 蓮佛 」さんだけでは、おふたりに血縁関係がある根拠にはなりませんが、名前が漢字で書いて一文字違い。
蓮佛美沙子
蓮佛杏沙子
歳も3つ違いと近く、しかもどちらも才覚溢れる美人顔!!
こうして並べてみると似ているようでもあり、なくもあり……。
公式にも非公式にも発表はありませんが、ふたりが姉妹でないかの噂に興味を惹かれるのも仕方ないことではあります。
まとめ
ビジュアルは文句無し、歌も上手く声質も良い、メロディラインやコード進行もレベルが高いシンガーソングライターだと思います。
作詞に関しては思うところがありますので、彼女とハナオが敬愛する松本隆さんの作品を引き合いに出させていただき、また別の機会にゆっくりと取り上げたいと思います。
いずれにしても杏沙子さんは、間違いなくこれからブレイクし、音楽シーンを担っていくアーティストへと成長していくことでしょう。
