音のブログ

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ガガンボって知ってます?ホラ、この虫のことですよ、この虫!

ガガンボ

 

“音数が多過ぎるベーシスト”の異名を欲しいままにしていた若かりしとき、ごくまれにライブを聴きにきてくださったお客さんから「 本職の方ですか? 」とたずねられることがありました。

 

「 厳密に言えばアマチュアですけど 」ともったいぶった前置きをしたうえで、「 まぁ、セミプロとも呼べないガガンボプロってとこですね~ 」のお決まりフレーズでボケ回答をしてまいりましたけど、毎々質問者の方に怪訝な顔をされていたものです。

 

ガガンボって、もちろんわかりますよね?

 

蚊をでっかくしたような、長い手足?を持て余すようにヒョロヒョロ飛んでくるあの虫のことです。

 

暖かさも増してきたし、そろそろアイツが夜の部屋に飛び込んでくる頃です。

 

ちょうどブログの記事ネタを探していたところなのでに、元ガガンボプロのよしみでヤツの生態や退治方法などを取り上げてみます。

 

 

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そもそもガガンボとはなんぞや?

ガガンボ

 

「 カトンボ 」とも呼ばれるガガンボの名前は古来の表記「 蚊ケ母 」( ががんぼ )が由来とされています。

 

現在は「 大蚊 」( ががんぼ )が正式な漢字表記名になります。

 

名前と見た目のとおり蚊に近い仲間の虫で、簡単に分類を記すなら

【 動物 】→【 節足動物 】→【 昆虫 】→【 ハエ 】→【 蚊 】→【 ガガンボ】

とこうなります。

 

北は北海道から南は九州・沖縄まで、日本全国に棲息し、どれも似たような外観ながら種類は多いようです。【 参考:岐阜大学教育学部編「 ガガンボ図鑑 」】

 

 

ガガンボは刺すの?何を食べているの?

花の蜜を吸うガガンボ

 

昆虫界の吸血鬼・蚊に姿かたちは似ているので、ブスッと刺されるのではないかと怖がる人を見かけます。

 

しかし、ガガンボの食料は主に花の蜜や草から出る露などで、人や動物から血を吸うことはありません。

 

良かった、あんなデカイのにもし刺されたらメチャクチャ痛そうなので、まずはひと安心です。

 

ただし安心して良いのはガガンボの成虫( ひょろひょろ飛んでくるヤツ )での話。

 

幼虫になりますと……。

 

 

ガガンボは害虫なのか?

ガガンボの幼虫

画像引用:https://www.eonet.ne.jp/~suiseikontyu/index.html

 

上にも書きましたように、ガガンボの成虫は動植物に直接的な害を与えません。

 

しかし、幼虫の方は話が別。

 

土の中に住む一部の種類の幼虫は、イネの根をかじるため農業害虫とされています。

 

ちなみに、蚊の仲間なのでボウフラみたいに幼虫が水の中に棲む種類もあって、こちらは藻や沈んだ落ち葉などを食べています。

 

 

ガガンボの退治方法は?

殺虫剤で虫を退治

 

刺されないとわかっていても、見かけてあまり気持ちの良い虫ではないガガンボ。

 

ヤツらは光に寄る習性を持つため、夜に部屋の灯りめがけて飛びこんでくることが多くあります。

 

デカい図体の割には極めて弱い虫ゆえ、ちょっと力を込めて叩いたり払ったりすると脚や羽が簡単にもげてしまいます。

 

無断で家や部屋に飛んでくるだけでイヤなのに、そうやすやすとバラバラになられてもパニックが増すだけですよね、どうしましょう?

 

スプレー式の殺虫剤を吹き付けてれば効果はありますけど、瞬時に効くわけではなく、弱ったヤツがどこに落ちてくるかは運まかせになります。

 

食卓の上にポトリ……そんな最悪の事態は避けたいものです。

 

もっとも手早くスマートにガガンボを片付ける方法は、掃除機で吸い込むこと。

 

先端の細いすきまノズルなら、あっという間に一丁上がり!

 

襲来に遭うたびいちいち掃除機を出すのが面倒くさいとおっしゃるあなたには、ガガンボが寄ってこないスプレー剤も売っていますので、それを玄関灯の周りや網戸、外壁などに吹きつけておく手もあり、お友達のハアリやカメムシもまとめて寄せ付けないことができます。

 

 

最期にひとこと

ひらめきの図

 

以上、ガガンボの名前の由来、生態、退治方法についてご紹介しました。

 

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ところで今ひらめいたのですけど、冒頭の「 ガガンボプロ 」の件。

 

このボケを聞いた人たちの反応が悪かったのは、ずっと回答がスベッたからだと思っていました。

 

だけどもしかしたら誰もガガンボのことを知らなくて、名前を聞いてもピンとこなかったからではないでしょうか?

 

そうだと思うんだけどなぁ……。

 

いや、そうに違いない!

 

そうに決まってる!!

 

最後までお読みいただきありがとうございました