音のブログ

音を楽しみ音に学び音が友の音と暮らす

梅雨のトラブルに備える!用意しておきたい最強アイテム7選【④ブルーシート】

一昨年のこと、豪雨でどこからか溢れた水が屋根裏を伝って1階洋間の天井から滴り落ちてきました。

 

そのときは雨だれをバケツで受け止めるくらいしか為す術がなく、その天井部分は下の写真のとおりとなり果てました。トホホ……。

 

雨漏りあとに壁紙が剥がれた天井の写真

 

後日業者さんに直していただきましたが、それまでのあいだ雨漏りのおおよその箇所に見当を付け、買ってきたブルーシートで覆って雨を凌いでおりました。

 

屋根の一部をブルーシートで覆った家のイラスト

AIに描かせたイメージ図、悪意しか感じない……

 

ブルーシートは用途も多く、値段もお手頃なのでサイズ違いで2~3種類用意しておくととても便利です。

 

今回の記事ではそんなブルーシートを取り上げます。

 

 

スポンサーリンク
 

 

 

 

ブルーシートの特徴

ブルーシートは通常ポリエチレンと呼ばれるプラスチック素材から作られています。

 

ポリエチレンは耐久性があり柔軟性にも富んでいるため、防水性や耐候性に優れています。

 

また、ポリエチレンは比較的低コストな材料で、イコールブルーシートの入手しやすさにつながっています。

 

ブルーシートの最大の特徴はその防水性です。

 

後述しますが、この防水性の高さゆえ、実にさまざまな使い道があり、ある意味万能アイテムとも言えます。

 

さらに、ブルーシートは頑丈でありながら軽量でもあり、取り扱いや持ち運びも容易です。

 

ブルーシートで家を覆う猫のイラスト

 

 

ブルーシートの種類

ブルーシートは一般的な青色以外にも様々な色のバリエーションがあります。

 

緑、黄色、オレンジ、白など……これらを「ブルーシート」と呼ぶのはどうかと思いますが、色の違うものは視認性や目立ち度を考慮して選ばれています。

 

例えば、野外イベントや作業現場での識別や安全確保のために、より目立つ色のブルーシートが利用されますし、環境によっては自然に馴染むような緑色のブルーシートが選ばれることもあります。

 

Amazonでいろいろな色のブルーシートを探す

 

また、ブルーシートの種類は厚みや素材によっても分けられます。

 

厚みの違いによって、耐久性や強度が異なり厚いものほど頑丈で長期間の使用に適しています。

 

ブルーシートは前述のポリエチレンの他に、ポリプロピレンポリ塩化ビニル(PVC)なども素材に使われています。

 

これらの素材は、耐候性や耐薬品性などの特性が異なり、使用環境や目的に応じて選ぶことになります。

 

 

ブルーシートの使い方

冒頭に書きました、屋根からの雨漏り対策に用いたのは1回っきりで、ハナオのブルーシートのもっぱらの用途は、粗大ごみを焼却センターに運ぶトラック荷台の幌(ほろ)として被せるためで、それ用に定期的に買い直したりもしています。

 

ブルーシートで覆われたトラックのイラスト

AIに描かせるとこうなる、ムズイ!

 

それと、服や毛布についた猫の毛をこすり落ちすとき畳や床にブルーシートを敷き、その上でブラッシングするやり方が意外なコロンブスの卵。

 

ブルーシートが青いのでそこに落ちた毛が認識しやすく、コロコロで簡単に拾えるのでおすすめです!猫がいらっしゃる方は是非お試しください。

 

ブルーシートの上で昼寝する二匹の猫のイラスト

 

それ以外のブルーシートの活用例として以下のようなものがあります。

 

・濡れた地面に敷いて、物を置いたりシートの上に座ったりできる。

 

・簡易テントや臨時のパラソルとして、雨以外に風や直射日光を遮ることができる。

 

・屋外イベントやキャンプとのときにゴミを集積し、一時的にゴミ袋の代用となる。

 

・埃が舞ったり塗料が飛び散る作業のとき、周りを覆って防護壁の役割。

 

・大きな音を出す作業場を覆うと、防音パネルにも化ける。

 

・プロジェクターのスクリーンとして、上映のお供に。

 

・裁断してアートやクラフトの材料として用いる。

 

・夏の虫が入ってきそうな隙間に貼って防虫対策。

 

ブルーシートの意外な活用例のイラスト

 

たかがブルーシートとあなどるなかれ、貴方が思っていらした以上に万能なのでは?

 

 

ブルーシートの注意点

あれば安心・使って便利なブルーシートですが、使用に際して注意して欲しいことがいくつかあります。

 

大切なことばかりなので、この記事の締めとして、ひとつずつ丁寧にご説明いたします。

 

1、取扱い説明書をちゃんと読む

安全性を確保は最重要事項です。

 

まずは使用する必ずや説明書の安全情報を読み、指示に従ってください。

 

使用するケースにより適切な固定具や留め具でのしっかりとした固定が必要になり、それらは概ね説明書に記載されてます。

 

そこを手抜きすると、風や外部の要素によってシートが飛ばされたり、ずれたりすることがあります。

 

2、地面に敷く場合は平らな場所を選ぶ

ブルーシートを地面に敷く場合、できるだけ平坦な場所を選び、突起物や鋭利な物体がないことを確認してください。

 

これにより、シートが破損するリスクを減らし、快適で安全な使用環境を確保できます。

 

3、中に入るときは換気を忘れずに

ブルーシートをテントやシェルターの代わりとして使用する場合、適切な換気を確保してください。

 

ブルーシートは通気性が低いため、閉鎖的な空間では酸素不足や湿度の問題が発生する可能性があります。

 

4、燃えやすいので火災に注意

火気の近くや高温の場所でのブルーシートの使用は避けてください。

 

ブルーシートは熱に弱く、燃えやすい性質を持っています。

 

火気や熱源から適切な距離を保ち、火災や事故のリスクを避けましょう。

 

5、使いっ放しで保管しない

ブルーシートを再利用する場合、汚れや異物を適切に取り除いてから保管してください。

 

長期間の保管による劣化やカビの発生を防ぐため、清潔な状態で保管することが重要です。

 

6、環境に配慮し、適切に処分する

環境への配慮も大切です。

 

使用済みのブルーシートは廃棄物として適切に処理してください。

 

地元の廃棄物処理ルールやリサイクルの指示に従って処分しましょう。

 

Amazonでブルーシートを探す

 

ブルーシートのマントをまとったヒロインのイラスト

注:この使い方は間違いです

 

スポンサーリンク

?

 

次回は、「梅雨のトラブルに備える!用意しておきたい最強アイテム7選【⑤バール】」について取り上げます。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。